認知症の原因疾患は?原因にストレスやアルミニウム・食べ物も?

認知症の原因疾患は?原因にストレスやアルミニウム・食べ物も?

厚生労働省では2025年の段階で認知症患者は700万人以上になるということを発表しています。(2015年1月)

今や誰もが他人事ではない、いつどんな時に発症するのか分からないのが認知症。

認知症になると家族も本人も非常に悩むこととなります。

しかし、歳を重ねても認知症になる人とならない人がいるのは事実です。

一体その違いは何なんでしょうか?

そこで今回は、認知症の原因に関して調べてみました。

  • 認知症の原因疾患は?
  • 認知症の原因にストレスやアルミニウム・食べ物も?






認知症の原因疾患は?

そもそも認知症になってしまう原因は100種類以上あると言われています。

数がかなり多いですね。

よくあるのが脳自体にダメージを受けてしまって認知症になってしまうというケースです。

しかし脳以外の疾患でも認知症になる場合があります。
 

認知症の原因疾患:神経性疾患

認知症の原因疾患の一つは、神経性疾患です。

神経性疾患の原因は脳にタンパク質が何らかの原因でたまってしまい神経の細胞が壊れてしまって脳が縮むことでおこる認知症です。

代表的な症状はアルツハイマーがあります。

アルツハイマーは少しずつ進行するので自分では気づきにくく、進行すると記憶が無くなって人の名前すらわからなくなってしまいます。

どうしてタンパク質が脳に溜まってしまうかはいまだ分かっていないようです。

分かっているのは遺伝や加齢が関係するということ、高血圧や糖尿病の人に起こりやすいということだけです。

予防するためには規則正しい生活とバランスの良い食事、適度な運動、睡眠を心がけることが大切です。
 

認知症の原因疾患:外傷性疾患

外傷性疾患も認知症の原因疾患の一つです。

外傷性疾患とは、頭の部分に外から何かの損傷を受けてしまい脳の一部が低下してしまうことをいいます。

例えば、転倒して頭を打ったり、脳内出血や脳挫傷、くも膜下出血などが考えられます。

脳の中で出血してしまうと血の塊が脳を圧迫してしまいます。

そうすると脳の機能が低下し認知症となるのです。

またアルコールを多く飲む人ほど外傷性疾患で認知症になりやすいと言いますので、アルコールはほどほどにした方が何かと良さそうですね。
 

認知症の原因疾患:悪性腫瘍疾患

悪性腫瘍疾患も認知症の原因疾患の一つです。

悪性腫瘍は脳に腫瘍ができてしまうことをいいます。

つまり悪性腫瘍とはガンのことをいいます。

脳腫瘍や癌性髄膜炎などは他の臓器の機能を低下させる怖い病気です。

これも規則正しい生活とバランスの良い食事、適度な運動、睡眠を心がけることはもちろんですが、

タバコなども悪性腫瘍ができるリスクが高くなると言われています。
 

認知症の原因疾患:内分泌疾患

内分泌疾患も認知症の原因疾患の一つです。

内分泌疾患とは、甲状腺機能低下症などのホルモンの異常やビタミン不足によっておこる病気のことで、進行すると認知症になってしまいます。
 

認知症の原因疾患:中毒性疾患

中毒性疾患も認知症の原因疾患の一つです。

長い間、抗癌剤や精神薬などの薬を服用していたり、アルコール中毒でアルコールを大量に飲んでいたりすると細胞がどんどん死滅していき認知症となります。

このように認知症の原因疾患は本当にたくさんあります。

普段から生活習慣に気をつけて認知症にならないように気をつけてください。

タバコやお酒などの嗜好品はできる限り少なくする努力をしたほうが年齢を重ねた時に健康でいられる可能性が高くなります。

認知症の原因にストレスやアルミニウム・食べ物も?

認知症の原因には私達が普段感じているストレスもあります。

ストレスが溜まるとストレスホルモンが脳内で動き、神経細胞を攻撃するので脳の機能が低下してしまいます。

ストレスを感じやすい人は認知症を発症するリスクが高くなるそうです。

また、ストレスを感じることで高齢者だけでなく、若年の人も認知症になってしまう場合があるのです。

ストレス社会と言われる現代ですが、できるだけストレスを少なくするというのは認知症の面から見ても効果が大きいようです。
 

また、認知症の原因で調べていると、アルミニウムが原因で認知症になるという噂がちらほら見かけました。

ただし、アルミニウムが原因で認知症になるという因果関係はまだはっきりしていないようです。

なぜアルミニウムが原因で認知症になると騒がれるようになったのかですが、

1970年に透析を行った患者が認知症になり、その原因が薬剤に含まれるアルミニウムでは?という疑問の声があがったからのようです。

アルツハイマーの患者の脳にはアルミニウムが溜まっているとか、飲料水の中に含まれるアルミニウムの濃度が高い場所で認知症患者が増加しているとか、そんな調査結果がたくさん出てきました。

しかし、結局どれもアルミニウムが原因とはいえない、関連性も不明だという研究結果が発表されました。

これからもっと研究が進むと関連性も分かって来るかもしれませんね。
 

また、食べ物が原因で認知症になるという情報もありました。

というのは、糖尿病患者の人ほどアルツハイマーになる可能性が高いようです。

つまり、糖尿病になりやすい食べ物には気をつけるということですね。

食生活に気をつけバランスよく食事をしている人は問題ありませんが、お肉ばかりたべたり、お菓子や甘い飲料、外食などが多い人は高血糖状態が続いてしまいます。

高血糖を防ぐために、和食をイメージした野菜や魚中心の薄味の食事を心がけた方が良さそうです。
 
 

以上、今回は

  • 認知症の原因疾患は?
  • 認知症の原因にストレスやアルミニウム・食べ物も?

について調べてみました。

認知症はやはり普段の生活習慣が大きく関係しているなと感じました。

外食が多かったり、不規則な生活をしていたり、ストレスが溜まりやすいなと感じている場合は気をつけてくださいね。




最後までお読み頂いてありがとうございました。

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