天才詐欺師のサ・ドチャンがエリート検事に!
身内や敵を欺き、作戦を成功させることは出来るのか?!
ハラハラドキドキの痛快ドラマ!
『スイッチ~君と世界を変える~』
2話では、ペク・ジュンスになりすました天才詐欺師サ・ドチャン。
ジュンスへの情報提供者から聞いた金庫を、横取りしようと計画します。
しかしその中には何も入っておらず、仲間たちはオ・ハラ検事に捕まってしまいました。
仲間たちを人質に取られたドチャンは、ハラの「ジュンスの身代わりを続けろ」という命令を聞くしかありません。
そんななかドチャンは麻薬密輸に妊婦が使われていることを知り、関係のありそうなクラブに潜入。
何者かに連れさられ、痛めつけられてしまいました。
そこにドチャンを救出するために、突然あらわれた集団。
彼らはいったい…?
天才詐欺師のサ・ドチャンがエリート検事に! 身内や敵を欺き、作戦を成功させることは出来るのか?! ハラハラドキ…
3話では、麻薬を密輸する組織に、『ヒグマ』と呼ばれる者が関与していることを知ったドチャン。
ドチャンの父が失踪する原因となったのも、『ヒグマ』という男でした。
そんなジュンスに化けているドチャンを疑う、地検の捜査官コ・ギボン。
指紋を採取し鑑定にかけますが、ドチャンはとっくに想定済み。
まんまとジュンス本人であることを、ギボンに信じ込ませます。
そしてギボンにある過去の事件を調べ直すよう、ドチャンは頼みました。
この記事では『スイッチ~君と世界を変える~』第3話のあらすじと感想を紹介しています。
目次
『スイッチ~君と世界を変える~』第3話のあらすじ
クム・テウンの部下に監禁されてケガを負ったサ・ドチャンでしたが、救出され病院に搬送されました。
そこでは詐欺仲間が集まり、ドチャンが負傷したのはオ・ハラのせいだと怒りをぶちまけます。
そこにハラが姿をあらわしました。
「勝手なことをしないでちょうだい!」
病室に入ってくるなり、どなり散らすハラ。
その勢いに押されながらも、ドチャンは答えました。
「俺の顔をペク検事だと知っているようだった。あいつらは何者なんだ?」
ハラは言葉を濁しますが、ジュンスが追っていた事件に関係する者たちだとドチャンは気づきます。
ハラから、ジュンスへの情報提供者ナム・スンテが遺体で発見されたことを聞いたドチャン。
「危険なことを承知の上で、俺を巻き込んだのか⁈」
命を狙われるくらいなら刑務所の方がマシだと言うドチャンに、ハラはなかばあきらめ顔で話し始めました。
「ペク検事が追っていた麻薬事件の解決のためには、どうしてもスンテの情報が欲しかった。
そのためには、ケガで動けないペク検事に代わる人が必要だったのよ。」
ドチャンは重ねて問います。
「スンテの情報とはいったい何だったんだ?」
ハラは声をひそめました。
「麻薬を扱う大きな組織のなかには、警察や検察にも力を及ぼす者がいる。
その組織のボスの映像を、スンテは提供するはずだったのよ。
そのボスは、『ヒグマ』と呼ばれているらしいわ。」
その名前を聞いて、ドチャンは息を飲みました。
彼は子どものころ、自分の父が襲われる現場に遭遇。
父ともう一人の男がもみ合いになったところを、ドチャンは見ていたのです。
襲った犯人を、彼の父は『ヒグマ』と呼んでいたのでした。
一方キム・ヒョヌクは、二度もジュンス(ドチャン)を消すことを失敗したミスをテウンに謝罪していました。
「…現場で、手のようなものが落ちているのを見ました。
ヤツを助けた者のなかに、おそらく義手を付けている者がいます。」
ヒョヌクの言葉に、テウンは顔色を変えました。
「義手…だと…⁈」
そのころジュンスに化けているドチャンを疑い始めたコ・ギボンは、確認する方法はないかと考えあぐねていました。
彼はふと思い立ちます。
「そうだ、指紋を調べればいいんだ…」
ギボンはドチャンに茶を飲ませ、その湯呑を手に入れて指紋鑑定にかけることに。
ところがドチャンは、そんなことはとっくに想定済み。
詐欺仲間の元看護師ソ・ウンジに頼み、入院中のジュンスの指から指紋を取り人工皮膚を作っていたのです。
それを指先に装着していたので、湯呑から検出された指紋はジュンス本人のものと確定しました。
「疑って申し訳ありませんでした。」
ギボンが頭を下げるのを見て、ドチャンは優しく笑いました。
「いいんですよ、地検捜査官ならば疑わしいことはちゃんと調べないといけませんからね。」
ギボンは堅物で有名だった先輩検事がまったく怒らないことに、いたく感動します。
「これからはあなたのために何でもします!」
ドチャンはすかさず切り出しました。
「それではさっそくですが…以前起こった自殺事件を調べ直してほしいのです。
亡くなった人の名前は、サ・マチョン。」
ドチャンは思い出していました。
あれは確か、10歳にも満たない子どものころ。
自分が考え出した方法で、借金で困っていた老婆を助けたこと。
違法の貸金業をやっていた雑貨店主人から、詐欺師をしていた父と二人で金を取り戻したのです。
父はドチャンの活躍を誉め、将来は一緒に詐欺師をやろうと笑います。
しかしドチャンは、詐欺師ではなく悪者を捕まえる検事になりたい、と父に答えました。
その父が、サ・マチョンだったのでした。
『スイッチ~君と世界を変える~』第3話のキャスト
サ・ドチャン(チャン・グンソク)
天才詐欺師。
どんな者にもなれる変装が得意でとても頭が切れる。
ペク・ジュンス(チャン・グンソク)
ソウル中央地検のエリート検事でオ・ハラの先輩。
まじめで仕事に使命感を持っている。
オ・ハラ(ハン・イェリ)
ソウル中央地検検事。
気が強く格闘が得意。
困っている人を見ると放っておけない。
ヤン・ジスン(パク・ウォンサン)
ソウル中央地検部長検事。
気が弱く、ことなかれ主義的。
クム・テウン(チョン・ウンイン)
フィールギャラリー代表。
裏で麻薬を横流ししている。
ポン・マノ(チョ・ヒボン)
ドチャンの詐欺仲間。
元映画監督。
ソ・ウンジ(シン・ドヒョン)
ドチャンの詐欺仲間。
元看護師。
チョン・インテ(アン・スンファン)
ドチャンの詐欺仲間。
ハッカー。
チョ・ソンドゥ(クォン・シヒョン)
テウンの部下でWK貿易社長
キム・ヒョヌク(ソン・ウォンソク)
クム・テウンの秘書。
武闘派で行動隊長。
コ・ギボン(チャヨプ)
ソウル中央地検係長。
ジュンスとデスクが隣合わせ。
ナム・スンテ(キム・ドヒョン)
ジュンスへの情報提供者。
サ・マチョン(ソン・ビョンホ)
ドチャンの父親。
詐欺師。
『スイッチ~君と世界を変える~』第3話の感想
ドチャンには悲しい過去があったのですね。
ドチャンの父親は、誰かに襲撃され姿を消したのです。
自殺と処理されましたが、『ヒグマ』という呼び名の男が父の失踪に関係しているようです。
ドチャンがどんな小さな手がかりでも欲しい気持ちは、よくわかりますね。
父がどこかで生きているかもしれないと、ドチャンは考えているのでしょう。
そして、ドチャンを助けた『義手をつけた者』の正体とは?
これからこの男の存在が、カギになってくるのだと思います。
『スイッチ~君と世界を変える~』第3話のまとめ
『スイッチ~君と世界を変える~』第3話のあらすじと感想をまとめました。
ジュンスの身代わりを続けるドチャン。
かつて検事を目指していた彼は、どんどん事件に深入りしていきます。
次回は、ドチャンに依頼されサ・マチョン自殺事件を調べていたコ・ギボンが、当時捜査を担当していた元刑事のところへ向かいます。
それはなんと、麻薬を流しているクム・テウンでした。
そしてとうとう、意識を取り戻したジュンスとドチャンが協力体制をとることに!
違法な麻薬の流れを、二人は抑えることができるのでしょうか。
天才詐欺師のサ・ドチャンがエリート検事に! 身内や敵を欺き、作戦を成功させることは出来るのか?! ハラハラドキ…