『スイッチ~君と世界を変える~』第6話のあらすじと感想!ヤツは本物のヒグマじゃない!

天才詐欺師サ・ドチャンは、大怪我を負った自分とそっくりのエリート検事ペク・ジュンスに成り代わり、

オ・ハラ検事と事件を追います。

同僚や悪人を騙す華麗なテクニック!

ハラハラドキドキ痛快テンターテイメント!

『スイッチ~君と世界を変える~』
スイッチ

5話では、チェ・サンヒョン外交官が「麻薬密輸を指示したのは大統領だ!」と爆弾発言。

これによって、捜査権はペク・ジュンス検事率いる特別チームから特検チームに移ることに。

どうしても自分たちの手で解決したいハラは、とても悔しがります。

そこでサ・ドチャンは「セッティング」を使って、チェ外交官を逃亡させることに。

計画通りチェ外交官は移送車から逃走、ある人物に連絡を取ります。

相手はトンヨン製粉のファン社長。

「ヤツがヒグマかも…!」

色めき立つハラたちでしたが…。
[keni-linkcard url=”https://ami-diary.net/sp/wg/switch-arasuji5-15584/”]

6話では、ファン社長が出入りする別荘は、プールを改装して何かを隠している様子。

そこはドチャンが幼いころ父と訪れ、「ヒグマ」の襲撃にあった別荘とそっくりでした。

隠してあったのは、大量の麻薬。

捜査が入ることを事前に知ったファン社長が、それをどこかへ移動させようとしたのです。

ところがドチャンたちは、それを横取りしてしまいました。

「やられた!!」と怒るハラでしたが、ドチャンには別の計画があり…。

この記事では『スイッチ~君と世界を変える~』第6話のあらすじと感想を紹介しています。

『スイッチ~君と世界を変える~』第6話のあらすじ

オ・ハラ検事たちに、麻薬密輸で現行犯逮捕され逃亡中のチェ・サンヒョン外交官。

彼が拘束されていた拘置所に入り込んだキム・ヒョヌクは、私物から一冊の聖書を見つけます。

それはところどころにマーカーがついており、誰かが彼を逃がす計画であったことを示唆していました。

ヒョヌクはそこにあったすべてを、クム・テウンの元に持ち帰ります。

その聖書は仲間のふりをして面会に訪れた、サ・ドチャンの命を受けたポン・マノの手によって贈られたものでした。

そのころ、囚人を事故を装って逃走させたことを聞いたペク・ジュンスはあきれかえっていました。

「悪人どもと同じリングに上がってどうする?僕たちは検事なんだぞ?」

ジュンスの言葉に首をすくめるハラ。

ドチャンはそれを聞いて、小ばかにしたように鼻を鳴らします。

「同じリングじゃないと勝てない勝負もある、早く決着を付けたいんだろ?」

三人の間には、気まずい空気が流れて始めていました。

そんななかドチャンは、ファン社長が本当に「ヒグマ」なのかと疑念に駆られていました。

幼いころ父と一緒に訪れ、「ヒグマ」に襲撃された別荘の記憶を呼び起こすドチャン。

必死に思い出した建物と周囲の様子を、絵に描いてみました。

そしてソ・ウンジとチョン・インテに、ファン社長を尾行させることに。

するとファン社長は、異様に警備の者が多い敷地内に入っていきました。

ウンジとインテがドローンを飛ばして上空から撮影してみると、そこはドチャンの描いた絵とそっくり…。

報告を聞いたドチャンは、何とかしてその別荘を捜索するべきだと主張します。

ファン社長の正体を暴くだけではなく、敷地内のプールの深さが変わっている証拠が写真に撮られたからです。

明らかにプールの深度が浅くなっている。

その底に、何かを隠しているに違いない…。

しかし麻薬密輸事件は特検チームに捜査権が移っており、ドチャンたちが手出しすることができません。

そこにヤン・ジスン部長検事が「違法建築の容疑で捜査しよう!」と思い立ちました。

捜査令状を取り、すかさず別荘に向かうチームのメンバーたち。

ところがドチャンたちが到着したころにはすでにもぬけの殻で、プールも水が抜かれ掘り返されたあとがありました。

家宅捜査が入ることがどこからかリークされ、プールの底に隠したブツを取り出し逃げた証拠です。

そのとき、ハラは思い出しました。

≪そう言えばここに来る途中で、トンヨン製粉のトラックとすれ違ったわ。トンヨン製粉は、ファン社長の会社じゃないの…!≫

ハラは慌ててトラックを追います。

ところが予期せぬところで検問が行われており、トラックはそこで足止めをくらっていました。

ハラが追いつくと、検問所の警官がトラックに乗り込む姿が見えました。

その横顔は…。

「チョン・インテ…!」

そう、その検問所はドチャンがセッティングしたニセのもの。

まんまとドチャンたちは、ファン社長が隠していた麻薬を手に入れたのです。

ハラが猛スピードで追いかけたものの、トラックは姿を消してしまいました。

「やられたわ!!」

怒りに満ちたハラの声だけが、むなしく響くのでした。

一方、麻薬を盗まれてしまったファン社長。

すごすごとテウンの前で頭を下げます。

「盗まれただと⁈それで済むと思っているのか!!」

思いきりテウンに足を蹴られたファン社長でしたが、異状を知られないために予定していたイベントに仕方なく参加することに。

それは市会議員に立候補しようとしているファン社長の知名度を上げるため、地区の住民に小麦粉を贈呈するというものでした。

「これは本当に小麦粉なのか?まさか賞味期限切れのものをわしたちに押し付けようって魂胆じゃ?」

イベントの最中に、一人の老人がファン社長の前で悪態をつきます。

「ちゃんと食べられるものか、確認しないとダメじゃな。」

係員が制止するのも聞かず、老人は小麦粉の袋にナイフを入れました。

中に入っている白い粉が、ザーっと音を立てて流れ出ます。

老人はその粉を指に取り、ぺろりと舐めました。

「これは…小麦粉じゃないぞ!麻薬だ!麻薬だぞ!」

ファン社長の麻薬を横取りしてから、足取りを消していたドチャン。

彼の携帯に電源が入ったことを、地検のハラがつかみました。

割り出した位置情報に従って、ドチャンがいるはずの場所へ急行するハラ。

それは、ファン社長が住民に麻薬を配ろうとしている!と大騒ぎになっているイベント会場でした。

離れたところで様子を見ながら、ニヤついているドチャンを見つけたハラ。

彼女は、驚いて会場の様子を呆然と見るしかできません。

「君がそんなに驚いているところ、初めて見たよ。」

ドチャンの言葉に、ハラは言いました。

「どうなっているの、これ…?」

実は、これもドチャンが計画したセッティングでした。

小麦粉の袋の中身を麻薬と入れ替え、難くせをつけて住民の前でそれを披露したのです。

老人に扮していたのはポン・マノ。

ドチャンは麻薬を横取りして、逃げたわけではなかったのでした。

ファン社長は、麻薬の違法所持でその場で逮捕されました。

その一報を聞いたチェ・ジョンピルは自分に捜査の手が及ぶことを恐れ、大いに慌てました。

ファン社長はこれまでのテウンからの指示通り、「自分がヒグマである」とウソをつきます。

もし逮捕されるようなことがあれば、ヒグマを名乗れとテウンから命令されていたのでした。

麻薬の運び屋だった外交官も、情報提供者だったナム・スンテも、消すように指示したのは自分であると言うのです。

しかしおそらくヒグマしか知らないであろうことを聞かれ、激しく動揺したファン社長。

そこからドチャンは、彼がヒグマではないことを見抜いたのでした。

『スイッチ~君と世界を変える~』第6話のキャスト

サ・ドチャン(チャン・グンソク)
スイッチ サ・ドチャン
天才詐欺師。
どんな者にもなれる変装が得意でとても頭が切れる。

 

ペク・ジュンス(チャン・グンソク)
スイッチ ペク・ジュンス
ソウル中央地検のエリート検事でオ・ハラの先輩。
まじめで仕事に使命感を持っている。

 

オ・ハラ(ハン・イェリ)
スイッチ オ・ハラ
ソウル中央地検検事。
気が強く格闘が得意。
困っている人を見ると放っておけない。

 

クム・テウン(チョン・ウンイン)
スイッチ クム・テウン
フィールギャラリー代表。
裏で麻薬を横流ししている。

 

ポン・マノ(チョ・ヒボン)
スイッチ ポン・マノ
ドチャンの詐欺仲間。
元映画監督。

 

ソ・ウンジ(シン・ドヒョン)
スイッチ ソ・ウンジ
ドチャンの詐欺仲間。
元看護師。

 

チョン・インテ(アン・スンファン)
スイッチ チョン・インテ
ドチャンの詐欺仲間。
ハッカー。

 

ヤン・ジスン(パク・ウォンサン)
スイッチ ヤン・ジスン
ソウル中央地検部長検事。
気が弱く、ことなかれ主義的。

 

チョン・ドヨン(チェ・ジェウォン)
スイッチ チョン・ドヨン
ソウル中央地検検事長。
南山クラブの一員。

 

チョ・ソンドゥ(クォン・シヒョン)
スイッチ チョ・ソンドゥ
テウンの部下でWK貿易社長

 

キム・ヒョヌク(ソン・ウォンソク)
スイッチ キム・ヒョヌク
クム・テウンの秘書。
武闘派で行動隊長。

 

チェ・サンヒョン(ペ・ホグン)
スイッチ チェ・サンヒョン
外交官。
麻薬の運び屋。

 

ファン・ボムド(イ・ジャンウォン)
スイッチ ファン・ボムド
トンヨン製粉社長。
クム・テウンの傘下で麻薬をさばいている。

 

チェ・ジョンピル(イ・ジョンギル)
スイッチ チェ・ジョンピル
元国務総理。
影の権力組織「南山クラブ」総裁。

『スイッチ~君と世界を変える~』第6話の感想

そう、ファン社長はヒグマではないんです!

見当違いの人物に、時間をかけているヒマはありません。

それにしても、相変わらずドチャンたちのセッティングは鮮やかですね。

町内会の老人の役を演じたポン・マノの様子は、まるで本物の口うるさい老人のようでした。

ハラまで完璧にだましてしまうんですから、スゴイです。

段階をふんで、悪さをしているテウンたちを追いつめているように感じます。

本丸まで、もう少し!

『スイッチ~君と世界を変える~』第6話のまとめ

『スイッチ~君と世界を変える~』第6話のあらすじと感想をまとめました。

ドチャンがなぜ危ない目にあっても、ジュンスの身代わりをやめないのか。

ハラもジュンスも不思議に思っています。

ドチャンにはヒグマを探すという目的があるのですが、ハラたちにはそれがわからないんですね。

次回は、ファン社長がヒグマではないことに気づいたドチャンは別荘を調べてみることに。

するとあの別荘は、ファン社長の所有ではなく別人の名義。

浮かんできた名前は…!




最後までお読み頂いてありがとうございました。

もし記事が参考になりましたら、下のSNSボタンをポチッとして頂けると嬉しいですm(_ _)m

コメントを残す