インフルエンザ予防接種の時期と効果は?副作用は?値段(費用)は?
インフルエンザ予防接種の時期と効果は?副作用は?値段(費用)は?
寒くなってくると怖いのがインフルエンザです。
毎年冬になるとインフルエンザが強烈な猛威をふるいますよね。
学校も学級閉鎖になってしまうくらい非常に強い感染力を持っています。
インフルエンザにかかりたくない!と思いつつ、悩むのはインフルエンザの予防接種時期です。
今回は、インフルエンザ予防接種に関していろいろと調べてみました。
- インフルエンザ予防接種の時期は?
- インフルエンザ予防接種の効果と副作用は?
- インフルエンザ予防接種の値段(費用)は?
インフルエンザ予防接種の時期は?
インフルエンザウイルスは寒くて乾燥してくる時期に強くなって、流行もピークとなります。
毎年11月~12月にインフルエンザになる人が増えてきて、流行のピークが1月~3月だと言われています。
そして、インフルエンザの予防接種の効果が発揮されるのは、注射をしてから2週間~3週間だそうです。
流行前に抗体をしっかり作りたいなら、11月上旬~11月下旬までにはインフルエンザ予防接種を済ませる必要があります。
また、小学生以下の子供はインフルエンザの予防接種は2回必要なので、1回目の予防接種は遅くとも10月下旬~11月初め頃には済ませなければいけません。
2回目は2週間くらい開けてから接種しなければいけませんので、遅れないように注意してください。
ちなみに医療機関の80%がインフルエンザの予防接種の適正の時期を「11月」としているそうです。
11月中が時期的にはぴったりということですね。
インフルエンザ予防接種の効果と副作用は?
インフルエンザの予防接種の効果と副作用について紹介します。
インフルエンザの予防接種の効果
インフルエンザの予防接種は感染を100%予防する効果はありません。
インフルエンザにかかりにくくする効果と、もしインフルエンザにかかってしまったとしても重症化することを抑制する効果があります。
予防接種をした場合にインフルエンザの発症を防ぐ確率は、
0歳~15歳:85%
16歳~64歳:82%
65歳~:54%
そして、65歳以上の方の死亡リスクを82%減らすことができるそうです。
インフルエンザの予防接種の副作用
インフルエンザ予防接種の副作用を確認するために、予防接種後はだいたい30分は病院の中か近くにいるようにして、具合が悪くならないか様子を見ます。
少しでもおかしいと思ったら看護師さんに相談してみてくださいね。
そして、一般的にインフルエンザの副作用は接種後24時間以内に出るようです。
24時間以内に以下の症状が出たら病院に相談してみましょう。
■急性散在性脳脊髄炎
脊髄付近の中枢神経に炎症が起きてしまい、呼吸ができずに重体となります。
■アナフィラキシー
こちらはかなり強いアレルギーの症状です。
のどの腫れや気道がつまり血圧が低下し短い時間で命にも関わります。
■ギランバレー
足が重くなったり、しびれる症状が起こったら要注意です。手足が動かなくなり、呼吸器、脳神経の麻痺が起こります。
こちらは比較的治りやすい副作用だそうですよ。
このギランバレーは2週間~4週間以内に症状が出てくる人も多いようです。
もし起きた場合は、神経内科を受診しましょう。
■ぜんそく発作
呼吸困難になって、話すことや歩くことが困難になって酸素が足りなくなり口や爪が青くなります。
予防接種をした後は大抵30分は病院のそばにいて具合が悪くならないか様子を見ます。
少しでもおかしいと思ったら看護師さんに相談してみてくださいね。
インフルエンザ予防接種の値段(費用)は?
予防接種は、自由診療のため病院で値段を決めることができます。
また、予防接種は病気とは違うので健康保険が効きませんので全額自己負担となります。
大体の相場は以下の通りです。
14歳~成人:3,000円~5,000円
高齢者:無料~2,000円
※高齢者は自治体の助成があるので安く済む場合が多いです。
インフルエンザ予防接種は安くても高くても効力は一緒ですよ。
以上、
- インフルエンザ予防接種の時期は?
- インフルエンザ予防接種の効果と副作用は?
- インフルエンザ予防接種の値段(費用)は?
について紹介しました。
インフルエンザの予防接種は11月時期がちょうどいいんですね。
我が家もまだしていませんのでそろそろしようかなと思っています。
皆さんも予防接種をする人は早めにしましょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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