おたふく風邪の大人男性女性別の初期症状と潜伏期間!
おたふく風邪の大人男性女性別の初期症状と潜伏期間!
毎年色々な病気が流行しますが、ここ最近おたふく風邪が流行っており、ニュースにもなっています。
また、おたふく風邪は子供よりも大人がかかった方が重症化するとも言われています。
そこで今回は、おたふく風邪の大人男性女性別の初期症状と潜伏期間について調べてみました。
- おたふく風邪の大人の初期症状と潜伏期間
- おたふく風邪の男性の特有の症状は?
- おたふく風邪の女性の特有の症状は?
おたふく風邪の大人の初期症状と潜伏期間
おたふく風邪は熱も上がりますが、耳の下部分が腫れてしまう病気です。
しかも痛いです。
おたふく風邪の大人の初期症状は、吐き気、腹痛、頭痛、首や肩の痛みが一般的です。
吐き気や腹痛、頭痛はただの風邪の症状と一緒ですが、首や肩の痛みはおたふく風邪特有の症状といえます。
首や肩の痛み、特に耳の付け根部分からあごあたりが痛くなったら、おたふく風邪の初期症状の可能性が高いです。
この部分です。
おたふく風邪の潜伏期間は意外と長くて10日から大体20日前後と言われています。
潜伏期間が長いので本人もおたふく風邪にまさか自分がかかっているなんて思いもしません。
そのために感染しているのに気付かず、周囲の人へうつしてしまうこともよくあります。
おたふく風邪の男性の特有の症状は?
おたふく風邪になると首や肩の痛み、高熱の他に、男性特有の合併症になってしまう可能性もあります。
なんとその割合は4人に1人です。
合併症は何かというと睾丸炎(こうがんえん)、またの名を精巣炎ともいって精巣が腫れて痛みを伴ったりします。
この精巣の腫れですが、なんとひどいといつもの大きさの5倍にもなるそうですよ。
睾丸炎には急性と慢性の2種類があり、どちらもおたふく風邪でおこってしまう病気です。おたふく風邪になると急性睾丸炎になる人の方が多いようです。
急性睾丸炎の症状は、精巣が急に赤く腫れて激痛がおこります。
慢性睾丸炎は精巣が少しずつ腫れますが、痛みを感じない人が多いそうです。
急性睾丸炎は1週間前後で自然に治っていきます。
自然に治りますが、睾丸がダメージを受けることで精子をうまく作ることができず、後に不妊の原因となる人もいます。
おたふく風邪のように睾丸に直接ダメージを与える病気になってしまうと精子数が減少したり、精子の運動率が落ちてしまうそうです。
おたふく風邪の女性の特有の症状は?
そして、おたふく風邪に大人の女性がかかると卵巣炎になる可能性があります。
卵巣は菌への抵抗力が非常に弱いので菌が入り込みやすく、炎症をおこしやすいのです。
おたふく風邪になると菌が抵抗力の低い卵巣に入り込むので卵巣炎を引き起こしてしまいます。
卵巣炎の症状は、発熱や下腹部の激しい痛み、おりものの量が増える、不正出血などがあります。
卵巣炎にもしなってしまったらすぐに産婦人科や泌尿器科を受診しましょう。
病院に行くと抗生物質などを処方してもらえます。抗生物質を飲んで卵巣炎が治っても、2週間前後は安静にしましょう。
しっかりと治療をしないと卵管がつまったり、細くなったりして後に不妊の原因となる可能性があります。
また男女特有の症状ではありませんが、なかにはすい臓炎や聴力障害が起こる人もいます。
すい臓炎の確率は本当に少ないですが、悪化するとすい臓組織が壊死し命の危険につながってしまいます。
この時の症状はみぞおちに痛みを感じる人が多いようです。
そして、もう1つの聴力障害もなる確率は非常に低いですが、もしかかると難聴になってしまいます。
難聴はめまいや耳鳴り、嘔吐や耳が聞こえにくいなどの症状があります。
以上、今回は
- おたふく風邪の大人の初期症状と潜伏期間
- おたふく風邪の男性の特有の症状は?
- おたふく風邪の女性の特有の症状は?
について紹介しました。
おたふく風邪は大人の方が重症化しやすく、不妊の原因にもなる可能せがありますので、本当に気をつけないといけません。
早めに治療をすることと、そして、予防接種をすると症状が軽く済むことが多いようです。
もう、おたふく風邪が流行しないことを願います。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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