インフルエンザ予防接種の妊婦への影響や副作用は?初期など時期は?
インフルエンザ予防接種の妊婦への影響や副作用は?初期など時期は?
インフルエンザの時期が来ると、感染力の強さに怖くなります。
特に妊娠中の時って怖いですよね。
妊婦さんは病気に人一倍の気を使わなければいけません。
そこで、多くの妊婦さんが不安になる、インフルエンザ予防接種の影響や副作用に関して紹介します。
また、妊娠初期など時期によっても、注意すべきことが異なるのかどうか紹介します。
- インフルエンザ予防接種の妊婦への影響や副作用は?
- 妊婦初期にインフルエンザ予防接種は大丈夫?時期は?
インフルエンザ予防接種の妊婦への影響や副作用は?
インフルエンザ予防接種の妊婦への影響や副作用を調べてみました。
インフルエンザ予防接種の妊婦への影響
厚生労働省のホームページでも妊婦への影響について、
インフルエンザの予防接種で、流産になった妊婦や先天性の異常のリスクが高くなったという報告はないと公表しています。
逆に新型インフルエンザに妊婦さんがかかった場合の方が、母子ともに重症化する可能性が高いので予防接種を受けましょうと推奨しているんですね。
そして「母乳をあげているけど赤ちゃんに影響はないの?」と心配している方も厚生労働省のホームページによると赤ちゃんにも影響はありませんと書いてありますので安心してください。
→ 妊娠されている方へ 新型インフルエンザワクチンの接種にあたって【厚生労働省】
インフルエンザ予防接種の副作用
調べた所、妊婦だからといって副作用が他の人と違うというわけではなく、一般的に予防接種の副作用は皆同じだそうです。
予防接種後、30分は病院で待機して様子を見るかと思います。
また副作用は24時間以内に起こるといわれているので何か気になることがあればすぐに看護師さんや先生に相談しましょう。
気をつけなければいけない副作用を紹介します。
■注射をさした所の激痛と腫れが異常(肩部分あたり等広範囲)
■発熱、頭痛、吐き気、嘔吐
大抵の方が2日~3日くらいで良くなるといわれていますが、妊婦さんの場合は病院をすぐに受診しましょう。
■アナフィラキシー
重度のアレルギー反応で、こちらは特に接種後30分以内で起こる可能性が非常に高いです。
蕁麻疹や呼吸困難等、すぐに相談してください。
他にも手足のしびれや意識を失ったりする場合もあるので注意しましょう。
妊婦初期にインフルエンザ予防接種は大丈夫?時期は?
妊娠初期のインフルエンザ予防接種は大丈夫か心配している人が多いと思いますが、厚生労働省のホームページでも影響も問題もないと書かれています。
現在日本のインフルエンザの予防接種は、生ワクチンではなく、不活化ワクチンというすでに死んだウイルスをワクチンとして無毒化して体内に入れる予防接種が主流となっています。
不活化ワクチンはウイルスが死んでいるため、体内で増殖する心配がないうえに、生ワクチンよりも副作用が少なく済み、インフルエンザのウイルスに対して抗体をつくってくれるので安心といわれています。
また、インフルエンザには細菌汚染防止のために防腐剤が使用されています。
その防腐剤は「エチル水銀チオサリチルナトリウム酸」といい、「水銀が入っているのに大丈夫?」と心配している人が多いようです。
この防腐剤ですが、微量なうえに体に蓄積されないので全く心配ないともいわれています。
もし気になる方は、病院によって防腐剤を使用していない予防接種かを選ぶことができるので、お近くの病院へ聞いてみてくださいね。
また、防腐剤を使用しないと通常の予防接種が3,000円位なのに対して3,500円~5,000円くらいと少し割高になっています。
妊娠初期の段階でも予防接種をしている人もたくさんいます。
胎児や母子に影響があったという報告も無いそうなので安心して大丈夫そうです。
産婦人科によっては、お医者さんが万が一副作用が出ることも考慮して、13週以降にインフルエンザの予防接種を勧める所も多いようです。
まずは、かかりつけの産婦人科で予防接種の相談をすることをおすすめします。
以上、今回は
- インフルエンザ予防接種の妊婦への影響や副作用は?
- 妊婦初期にインフルエンザ予防接種は大丈夫?時期は?
について紹介しました。
インフルエンザの予防接種は厚生労働省のホームページにもある通り、母体や胎児に影響がないそうなので安心してくださいね。
流行時期に間に合うように早めに病院へ行って予防接種をしましょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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