蜂窩織炎の症状の写真は?原因と抗生剤など治療方法や治療期間は?
蜂窩織炎の症状の写真は?原因と抗生剤など治療方法や治療期間は?
私はよく夏になると蚊に刺されてしまうのですが、その後に高熱が出たり、足がものすごい腫れたりするんです。
小さい頃はよく皮膚科に何日も通っていました。
痛い思い出です。
最近、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という病気を知りました。蜂窩織炎とは、細菌が原因でおこる病気のようです。
↓この写真は蜂窩織炎の症状で足が腫れてしまった様子です。
そして、この蜂窩織炎は聞き慣れない病気ですが、誰でも発症する可能性がある病気なんです。
「私ももしかして小さい頃の足の腫れは蜂窩織炎だったのでは?」と思いました。
今回は、蜂窩織炎の症状の写真や原因、抗生剤など治療方法や治療期間について紹介します。
- 蜂窩織炎の症状の写真は?
- 蜂窩織炎の原因は?
- 蜂窩織炎の抗生剤など治療方法や治療期間は?
蜂窩織炎の症状の写真は?
蜂窩織炎の軽い症状は全体の腫れです。
こんな感じで虫刺されを酷くしたように腫れていますね。
↓次の写真は、右足と左足と写っていますので、蜂窩織炎の症状がわかりやすいです。
足の太さが明らかに違います。
ああ…痛そう。私も小さい頃こんな感じで腫れて病院へ行っていました。
こうして腫れると熱が出てきます。(患部だけではなく、体全体です)
熱は38度~39度と高熱が出て非常に辛いでよ。
腫れているだけでなく悪化してくるとこうして膿のようなものが出てくるようになります。
膿が出てくる状態は重度です。
この状態は歩くのもかなり痛く、歩行が困難になる人もいます。
人によっては全体に発疹のようなものが出る人もいます。
「虫さされかな?」
と放っておいたら、症状がどんどん進行していくので気をつけましょう。
蜂窩織炎の原因は?
蜂窩織炎の原因の原因ですが、蜂窩織炎は黄色ブドウ球菌や連鎖球菌という細菌によって引き起こされます。
黄色ブドウ球菌はブドウの房のようになっている細菌でよく食中毒で問題なりますよね。その他にも、水虫に住んでいる化膿(狩野)を引き起こす細菌です。
連鎖球菌は、扁桃腺炎や溶連菌などの感染症を引き起こす細菌です。
普段生活をしている時も目に見えない細菌がたくさんあって、誰でも普通に菌に接触しています。
しかし、人は細菌などの菌から体を守る免疫機能があるため、たとえ怪我をして傷口から菌が入ったとしても、強い菌でなければ悪化せずに治すことができます。
しかし、疲れなどで抵抗力や免疫が下がってしまうと、普段であれば平気な細菌に対しても影響を受けてしまいます。
免疫力が下がっている時に黄色ブドウ球菌や連鎖球菌が体の中に侵入してしますと蜂窩織炎が発症しやすくなります。
例えば、転んでできた傷、引っ掻いてしまった傷、虫刺され、水虫などがあると、そこから菌が侵入して蜂窩織炎が星生したりします。
それだけではなく、リンパ浮腫(ふしゅ)の状態の人は蜂窩織炎に特に気をつけなければいけません。
リンパ浮腫とはリンパの流れが悪くなって、↓下の写真のように足や手がむくんでしまうことです。
リンパ浮腫の場所は、乾燥やヒビ割れがしやすいですし、水虫にもなりやすくなると言われています。
水虫になった場所から細菌感染が進むと、炎症をおこしてしまい蜂窩織炎になってしまいます。
子宮がんや乳がんの手術をした人もむくみが出やすく注意が必要です。
また皮膚を清潔にしていない場合も菌が入り込みやすいので気をつけてください。
蜂窩織炎の抗生剤など治療方法や治療期間は?
蜂窩織炎になってしまった場合はまずは病院へ行きましょう。
病院に行くと蜂窩織炎に合った抗生剤の飲み薬を処方してくれます。
蜂窩織炎の場合、患部が腫れて熱を持っているので自宅へ戻ったら濡れタオルなどで冷やしましょう。
また、蜂窩織炎が治るまでは患部が熱を持たないように、できるだけ仕事や家事は控え、ご飯を食べる時やトイレの時などだけ動くようにして安静にします。また、マッサージやお風呂に入ることも控えた方が良いです。
病院で処方してくれた抗生剤を飲むと大体1週間~2週間程度で治すことができるようです。
しかし、蜂窩織炎は症状の進行が早いので軽いうちは良いですが、重くなると敗血症、腎炎、骨膜炎などの重い病気に繋がってしまいます。
悪化すると抗生剤だけでは蜂窩織炎は治りにくくなります。
病院で点滴や注射、膿が出てしまった人は膿を切開して治療を行います。
重症の人は病院へ入院する場合もあります。
そうすると治療期間は通常1週間~2週間で良いのにどんどん伸びてしまい、ひどい人だと何ヶ月もかかる場合もあります。
私は小学校の頃、虫刺されから腫れて熱を持ち、1ヶ月入院したことがあります。
また、リンパ浮腫などの病気を持っている人は、一度治ったように見えてもまた再発する可能性が高いので、蜂窩織炎が治った後も10日ほど抗生物質を飲み続けなければいけません。
自己判断で薬の服用をやめること無くきちんと医師の言うことを聞くようにしましょう。
以上、今回は
- 蜂窩織炎の症状の写真は?
- 蜂窩織炎の原因は?
- 蜂窩織炎の抗生剤など治療方法や治療期間は?
について紹介しました。
蜂窩織炎は誰でもなる可能性があります。怖いですよね。。。
蜂窩織炎にならないように普段から清潔にすること、そして、疲れたりして免疫力や抵抗力が下がらないように気をつけないといけませんね。
当たり前ですが、健康的な生活を送るように意識していこうと思います!
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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