鏡開き2019年の日にちはいつですか?何日の何時?いつまで?
鏡開き2019年の日にちはいつですか?何日の何時?いつまで?
正月と言えば鏡餅をイメージする人も多いのではないでしょうか?
実は我が家は鏡餅を飾ってはいませんが。。。^^;旦那の実家へ挨拶に行くとデーンと大きな鏡餅を飾っています。
以前、正月過ぎに義理の母が「鏡開きしないと」といってしましたが、そもそも飾ったことがない私にとっては「鏡開きとは何?」という感じで疑問に思いました。
そこで今回は鏡開きの意味や由来に関して調べてみました。
- 鏡開きの意味や由来は?
- 2019年の鏡開きの日にちはいつですか?何日の何時?いつまで?
鏡開きの意味
鏡開きとは「正月に神様に供えていた鏡餅をおろして食べること」で日本では行事の1つとなっています。
イメージはこんな感じです。
こうして固くなった餅を割って食べます。
そもそもなぜ鏡餅を飾るのかというと、正月には「年神様」と呼ばれる神様が、人々に幸せを与えるために山から降りてくると言われているからです。
年神様が来ることを歓迎しているという意味を込めて、しめ飾りや門松、鏡餅を飾ります。
ちなみに年神様とは諸説ありますが、ご先祖様が山や田んぼの神様となって自分の子孫へ幸せをもたらす神だと言われています。
ですから、自分の家の先祖が神様になって、正月に自分の家へ帰ってくるという訳なんですね。
そして飾った鏡餅は正月中、年神様の居心地良い居場所になっていると言われています。
そのため、年神様が帰る頃に、鏡餅を備えている場所からおろし、割って食べることで再び天界へ神様を送るという意味があるのです。これが鏡開きの意味です。
さらに、年神様が居座った鏡餅は年神様の魂が宿ると言われていて、鏡餅を食べると年神様の力を授けてもらえるという意味もあります。
つまり、鏡開きは年神様の力を授けてもらって、家族が1年何事も無く幸せで過ごせるようにという意味を込めて、昔から行われている伝統行事ということです。
鏡開きの由来は?
では次に、なぜ鏡開きと呼ばれているのか、その由来についても紹介します。
鏡開きはそもそも武家の時代に始まりました。
この頃は男性は鎧、またはカブトに鏡餅を供え、女性は鏡台に鏡餅を供えていました。
なぜ鏡餅かというと昔は神事の時に青銅製の鏡を使用していたから。
しかし、これは神事の時の鏡で一般の家庭にはありません。
なので、青銅製の鏡に見立てて餅を丸くし、鏡の代わりに鏡餅と名付けて供えるようになりました。
鏡餅を割って雑煮にしたことから鏡開きの行事が始まったのが由来と言われています。
武家社会なので「刀を使用して餅を割ったら早く割れそうだ」と思うかもしれませんが、この頃は「切る」という言葉や切ること自体切腹を想像させ、嫌われていました。
そのため武家社会でも刀を使用せず、硬いもので餅を割って調理して食べていたんですね。
ただ、「割る」ということも縁起が悪いとされ、「末広がり」「運が開いていく」という言葉を連想させる「開く」という言葉を使用して「鏡開き」という言葉になりました。
以上が、鏡開きと呼ばれるようになった由来です。
2019年の鏡開きの日にちはいつですか?何日の何時?いつまで?
鏡開きの日にちは場所によってことなります。
2019年の鏡開きは、
東北や関東:1月11日
関西:1月15日また20日
となっています。
鏡開きは松の内が終わってから行うといわれています。松の内とは正月飾りを飾る期間のことをいいます。
この松の内は関東は7日、関西は15日までなんですね。
ただ、一般的には鏡開きの日にちは1月11日の23時59分までとされています。
ちょっと色々な数字が出てきて混乱してしまったかと思いますので、1つずつ説明していきます。
まず京都の1月4日から。京都は独自の風習があって昔から「正月3日が終わったら鏡開きをすぐに行いましょう」とされてきました。なぜこの風習が京都で広まったのかはわかりませんでしたm(_ _)m
しかし多くの人が「京都は1月4日に鏡開きしているよ~!」といっている京都の方がとっても多いので、1月4日に行われている大切な行事になっているんですよね。
今日は鏡開きです!!ってテレビ云々で言ってるけど、関西は20日だから関係ねぇし。我が街京都では4日だからもう終わってるし。
— СирЛа (@fortum_rag) 2018年1月11日
次に京都以外の鏡開きの日に関して。
そもそも鏡開きの行事を浸透させたのは徳川幕府の徳川家光だといわれています。
徳川家光の時代は松の内が15日で、鏡開きをするのは1月20日と決まっていました。
これは徳川家光が決めたことなんですが、その徳川家光が1651年の4月20日に亡くなりました。そうすると1月20日は徳川家光の月命日になります。
そこで1月20日は縁起の悪い日だから鏡開きには良くないとのことで、松の内も7日に変更して、鏡開きも11日に行おうと変えたそうです。
東北や関東では1月11日が定着しているようですね。
↓関東地方は1月11日が鏡開きだと話していますよね。
【挨拶】本日のつぶやきはここまでといたします。関東地方などでは、本日は鏡開きでした。歴史ナビでも餅の欠片が入ったお汁粉が出ました。京都周辺では1月4日に、西日本では涅槃会にあわせて行う所もあるようです。こうした民俗の地方差は興味深いですね。それでは少し早いですが、おやすみなさい
— 歴史ナビ (@rekinavi) 2018年1月11日
私は東北出身ですが、東北も1月11日が鏡開きで定着しています。
しかし関西にはなかなか広まっていかず、鏡開きがそのまま15日か20日に行われています。
関西では1月15日20日に
鏡開きが行われます
今日のおやつはおぜんざい😋 pic.twitter.com/dPQ3ihM3DY— ai📎 (@ai08180720) 2018年1月20日
そして鏡開きの時間帯ですが、特に何時までという決まりはないそうです。
日にちだけ守っていれば良いようですので、あえて時間を言うとすると23時59分までということになります。
以上、今回は
- 鏡開きの意味や由来は?
- 2019年の鏡開きの日にちはいつですか?何日の何時?いつまで?
について紹介しました。
鏡開きの時間はあまり関係ありませんが、日にちは地域によって決まっているのでその日の内に鏡開きをすると良いでしょう。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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