クリスマスツリーの木の種類は何の木?名前は?もみの木の理由は?
クリスマスツリーの木の種類は何の木?名前は?もみの木の理由は?
クリスマスといえばクリスマスツリー。
小さい頃は大きなクリスマスツリーに憧れていました~。
欲しくて泣いたような記憶が…。
そういえばクリスマスツリーに使用されている木ってどこも同じような感じですよね。
どんな木が使用されていて、どうしてその木が使用されるようになったか知っていますか?
そこで今回はクリスマスツリーに関していろいろと調べてみました。
- クリスマスツリーの木の種類は何の木?名前は?
- クリスマスツリーがもみの木の理由は?
クリスマスツリーの木の種類は何の木?名前は?
クリスマスツリーといえば「もみの木」ですが、実はもみの木って種類がたくさんあるんですよ。
日本に生えているマツ科モミ属の常緑針葉樹に「モミ」という木がありますが、これはクリスマスツリーではありません。
日本では「ウラジロモミ」や「ドイツトウヒ」というもみの木を使用している場合が多いです。
■ウラジロモミ
ウラジロモミは葉の裏が白いので全体的にも白っぽく見えます。
ウラジロモミは次のような特徴があります。
・寒い気候でよく育つ
・「葉っぱの表面が緑色」で「葉っぱの裏側が白っぽい」ことから、雪と混ざると銀色に見える
・円錐状の形に成長する
■ドイツトウヒ
ウラジロモミに比べて育つのも早いことから値段もリーズナブルになっているようです。
枝が細いので葉に飾りはあまり使用できないようです。
アルプの少女ハイジの「アルムのもみの木よ~♪」という歌のアルムのモミの木はドイツトウヒから来ているようです。
動画は以下。
そして、最近日本でも人気が上がってきているのが、観葉植物「ゴールドクレスト」です。
葉がぼさぼさにならずに育てやすく、色も鮮やかな緑色のため人気があるようです。
ちなみに、アメリカでは、もっと大きなもみの木の
・ノーブルファー(Noble Fir)
・グランドファー(Grand Fir)
が使用されているようです。
日本では持ってくるのが大変で高価なことから、ウラジロモミ、ドイツトウヒ、ゴールドクレストが使用されています。
クリスマスツリーがもみの木になった理由は?
クリスマスツリーがもみの木になった理由を紹介します。
クリスマスツリーにもみの木が使われるようになったストーリーを調べてみると、多くのサイトで次の3つの説が紹介されていました。
①アダムとエヴァの堕罪舞台劇
中世の時代に、毎年聖夜の降誕祭の序幕に「アダムとエヴァの堕罪」という舞台劇が行われていました。
その舞台劇で使用される善悪の知識の木は「りんごの木」が一般的とされていました。
しかし、冬には葉が落ちてしまうことからもみの木を代わりに使用することになったそうです。
善悪の知識の木には、禁断の実をつけなければならず、そこで葉が冬でもたくさんあるもみの木を使用するようになってから「クリスマスにはモミの木」という考えが定着したといわれています。
②ヨーロッパの「もみの木は病気を治す力がある」という言い伝え
ヨーロッパでは昔、冬はとても寒くて外へは出られなかったそうです。
まだ薬もない時代、医学も発展していなかったので、風邪をひいただけでも一大事の時代でした。
その時代に、もみの木に関する噂が流れ始めました。
元々樹木は力強さの象徴でもあり、もみの木は特に冬でも葉が落ちないことから「永遠の命」と言われてきました。
どこからか「モミの木を家の中に置くと、病気にならない」という噂が流れ、冬になるともみの木を家に中に入れるようになったことが、クリスマスツリーに使用するきっかけとなったと言われています。
※もみの木には「物を腐りにくくする効果」「悪臭除去」などの効果があります。昔のヨーロッパの方はそういう効果を感じていたのかもしれませんね。
③ドイツ地方の「もみの木には小人がいる」という言い伝え
ドイツ地方では、もみの木には昔から小人が宿っていて、もみの木に花や食べ物を飾ると、小人が力を与えてくれると信じられていました。
そこでクリスマスの日にはもみの木を使用し、周りに食べ物等を飾って一晩みんなで踊り明かしていたそうです。
こうすることで、小人がまたもみの木にとどまって力を与えてくれるとされていました。
昔の人は1年中緑の葉をつけるもみの木はとても神秘的で神聖と捉えていたようですね。
以上、今回は
- クリスマスツリーの木の種類は何の木?名前は?
- クリスマスツリーがもみの木の理由は?
について紹介しました。
クリスマスツリーは「もみの木!」となんとなく当たり前に思っていましたが、種類が色々あるんですね。
もみの木の理由は様々ですが、確かに1年中枯れることが無いのは不思議です。
クリスマスツリーを飾って、もみの木の不思議なパワーをもらって、楽しくクリスマスをお過ごしください☆彡
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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