ディズニーのパス早わかり|プレミアアクセスとスタンバイパスの違いと選び方

ディズニーのパス早わかり|プレミアアクセスとスタンバイパスの違いと選び方 生活

結論:今使えるパスは2種類、無料の時短パスは終了

久しぶりに東京ディズニーランドや東京ディズニーシーへ行く方が、まず知っておきたい結論からお伝えします。現在使えるパスは「ディズニー・プレミアアクセス(DPA)」と「スタンバイパス」の2種類です。

どちらも東京ディズニーリゾート・アプリ(公式アプリ)から取得します。ただし、役割はまったく違います。

待ち時間を短くしたいときに使うのは、有料のプレミアアクセスです。スタンバイパスは無料ですが、待ち時間を短くするパスではありません。

かつて無料で待ち時間を短縮できた「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」は、2026年8月31日で終了しています。この記事では、2つのパスの違い、対象施設、アプリでの取り方、選び方までを順番に整理します。

POINT 現在のパスは「有料で時間を指定するプレミアアクセス」と「無料で列に並ぶ権利を得るスタンバイパス」の2つです。プライオリティパスはすでに終了しています。

現在のパスの全体像(有料のプレミアアクセスと無料のスタンバイパス)

まずは2つのパスを、ひとことで言い表してみます。プレミアアクセスは「お金を払って、指定した時間に体験や鑑賞をするためのパス」です。スタンバイパスは「無料で受け取り、指定された時間に対象施設の列へ並ぶためのパス」です。

プレミアアクセスは、対象のアトラクションを短い待ち時間で楽しめる仕組みです。パレードやショーも対象で、入場時間を選んで購入します。料金は1回1,000円〜3,500円で、施設によって異なります。

スタンバイパスは、主にショップやカプセルトイ、キャラクターグリーティングなどで使われます。持っていても、混雑していれば待つことがあります。

この違いを知らないまま「パスを取ったから早く乗れる」と思い込むと、当日にがっかりしかねません。以下の表で、まず全体像をつかんでください。

パスの名前 料金 いまの状況 ひとことで言うと
プレミアアクセス(DPA) 有料(1回1,000円〜3,500円) 利用できる 時間を指定して体験・鑑賞する
スタンバイパス 無料 利用できる(対象施設は限定的) 対象施設の列に並ぶ権利
プライオリティパス 無料だった 2026年8月31日に終了 無料の時短パス(現在は使えない)

なお、ショーなどには別にエントリー受付という仕組みもあります。この記事では、パスの種類と選び方に絞って説明します。

▶ 動画で確認:公式動画で見る東京ディズニーリゾート

東京ディズニーリゾート公式チャンネルが、ランドとシーの雰囲気を約2分で紹介する動画です。久しぶりに訪れる方が、パスを使う場となるパークの全体像を思い出す助けとしてこの節に置きます。

出典:東京ディズニーリゾート公式/TokyoDisneyResortOfficial「【公式】動画でみる東京ディズニーリゾート」(YouTube・約2分)

ファストパスが廃止された経緯と現行制度とのちがい

以前のディズニーには「ファストパス」がありました。取得すると、対象のアトラクションを短い待ち時間で利用できる無料のサービスでした。

2023年6月に、このファストパスの廃止が発表されました。代わりに登場したのが、プレミアアクセス、40周年記念プライオリティパス、スタンバイパスの3つです。

その後、プライオリティパスも2026年8月31日で終了し、現在は2種類になりました。「昔のファストパスのつもりで行ったら、様子が違っていた」という方が多いのは、こうした経緯があるためです。

ファストパスと現行のパスには、大きな違いが3つあります。ここでは、ファストパスに最も近いプレミアアクセスと比べて整理します。

  • 料金:ファストパスは無料でしたが、プレミアアクセスは有料です。
  • 時間の指定:ファストパスは取得時に時間を指定できませんでしたが、プレミアアクセスは利用したい時間を選んで購入できます。
  • 対象:ファストパスの対象は基本的にアトラクションでしたが、プレミアアクセスはパレードやショーも対象です。

つまり現在は、「無料で並ばずに乗る」という昔の使い方はできなくなっています。そのぶん、スケジュールに合わせて時間を決められる点は便利になりました。

プライオリティパスはいつ終了した?今は使える?

プライオリティパスの正式名称は「東京ディズニーリゾート40周年記念プライオリティパス」です。指定された時間に対象のアトラクションへ向かうと、通常より短い待ち時間で体験できる無料サービスでした。

2023年7月26日から提供され、2026年8月31日をもって終了しています。つまり、今は使えません。

終了にともない、ディズニーリゾートで無料で待ち時間を短縮できるサービスはなくなりました。ここは、古い記事やSNSの投稿を見るときに特に注意したい点です。

終了後の9月からは、これまでプライオリティパスの対象だった人気のアトラクションの一部が、有料のプレミアアクセスの対象に追加されました。たとえば、ビッグサンダー・マウンテン、プーさんのハニーハント、レイジングスピリッツなどです。

プライオリティパスの対象施設を並べた古い一覧は、現在の情報ではありません。ネット上には終了前の記事が残っているので、「無料で取れるはず」と思って出かけないようにしましょう。

最新の状況は、来園前に公式サイトで確認し、当日はアプリで確かめるのが確実です。

プレミアアクセス(DPA)とは:有料で時間を指定できる仕組み

プレミアアクセス(DPA)とは:有料で時間を指定できる仕組み

プレミアアクセスは「ディズニー・プレミアアクセス」の略で、DPAとも呼ばれます。対象のアトラクションの体験時間や、パレード・ショーの入場時間を指定して購入する有料サービスです。

購入すると、指定した時間に対象施設へ向かうことで、短い待ち時間で体験できます。パレードやショーでは、あらかじめ決められたスペースから鑑賞できます。

「有料ファストパス」と紹介されることもありますが、時間を選べる点や、パレード・ショーが対象になる点は、ファストパスにはなかった特徴です。ここでは、ファストパスとの違い、対象施設と料金、買い方を順に見ていきます。

▶ 動画で確認:公式が見せるプレミアアクセスの使い方

東京ディズニーリゾート公式が、プレミアアクセスの購入手順と当日の使い方をアプリ画面つきで約2分にまとめた動画です。時間を指定して購入する仕組みを、実際の操作で確かめられるのでこの節に置きます。

出典:東京ディズニーリゾート公式/TokyoDisneyResortOfficial「【公式】ディズニー・プレミアアクセス / Disney Premier Access」(YouTube・約2分)

ファストパスと何が違う?料金・時間指定・ショーやパレードも対象

先ほど触れた3つの違いを、もう少し具体的に見てみましょう。1つ目は料金です。

ファストパスは取得に料金がかかりませんでしたが、プレミアアクセスは1回1,000円〜3,500円かかります。金額は施設によって違うので、購入前に必ず確認してください。

2つ目は時間の指定です。ファストパスでは取得できる時間を選べなかったため、見たいパレードやレストランの予約と重なることがありました。

ほかの予定に合わせて組み立てやすいのは、大きなメリットです。

3つ目は、パレードやショーも対象になっていることです。場所取りをしなくても、指定されたスペースから鑑賞できます。

場所取りで長い時間を使いたくない方や、小さなお子さん連れの方にとっては、頼れる選択肢になるでしょう。

ただし、購入した後にキャンセルや変更はできません。この点は、次の章以降でも改めてお伝えします。

プレミアアクセスの対象施設と料金の目安(ランド・シー)

対象施設と料金は、2026年10月時点で公式サイトに掲載されている内容にもとづいて、次のとおりです。比較的新しい施設や期間限定のパレード・ショーが対象になる傾向があります。

2026年9月以降は、新たに対象となった施設が増え、一部の料金も変わりました。以前の料金を見かけたときは、古い情報の可能性があります。

まず、東京ディズニーランドの一覧です。

分類 施設名 料金(1回)
アトラクション 美女と野獣“魔法のものがたり” 2,500円
アトラクション ベイマックスのハッピーライド 1,500円
アトラクション スプラッシュ・マウンテン 1,500円
アトラクション ビッグサンダー・マウンテン 1,500円
アトラクション プーさんのハニーハント 1,500円
アトラクション モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!” 1,000円
アトラクション ホーンテッドマンション 1,000円
パレード/ショー ディズニー・ハーモニー・イン・カラー 2,500円
パレード/ショー 東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ 2,500円
パレード/ショー The D-Groovationz4 Live: Happy! Funky! Groovy! Tour 2,500円
パレード/ショー ミッキーのマジカルミュージックワールド 2,500円

次に、東京ディズニーシーの一覧です。

分類 施設名 料金(1回)
アトラクション アナとエルサのフローズンジャーニー 2,500円
アトラクション ソアリン:ファンタスティック・フライト 2,500円
アトラクション ラプンツェルのランタンフェスティバル 2,000円
アトラクション ピーターパンのネバーランドアドベンチャー 2,000円
アトラクション トイ・ストーリー・マニア! 2,000円
アトラクション センター・オブ・ジ・アース 2,000円
アトラクション タワー・オブ・テラー 1,500円
アトラクション レイジングスピリッツ 1,500円
アトラクション インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮 1,500円
パレード/ショー ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~ 2,500円
パレード/ショー ドリームス・テイク・フライト 2,500円
パレード/ショー ダンス・ザ・グローブ! 2,500円

このほかに、期間限定のパレードやショーが対象になることがあります。たとえば、ザ・ヴィランズ・ハロウィーン“Into the Frenzy”(2026年9月16日~10月31日)や、トイズ・ワンダラス・クリスマス!(2026年11月11日~12月25日)は、いずれも3,500円です。

期間限定のものは、料金が少し高めに設定される傾向があります。

対象になる期間が決まっている施設や公演もあります。来園する日に購入できるかどうかは、必ず公式サイトとアプリで確かめてください。

料金は「1回」ごとにかかります。家族全員が複数の施設で購入すると負担が大きくなるので、待ち時間や当日の予定を見て、購入する対象を絞るのもひとつの方法です。

アプリでの買い方と、続けて購入できる条件

プレミアアクセスは、東京ディズニーリゾート・アプリから購入します。パーク内の販売施設で手続きできる場合もあります。

購入の流れは、おおまかに次のとおりです。アプリの画面は更新で変わることがあるので、実際の表示に合わせて進めてください。

  1. アプリの「プラン」を開き、プレミアアクセスを選びます。
  2. 利用する人のパークチケットと、人数を選びます。
  3. 体験したい施設と時間を選びます。
  4. 内容と料金を確認し、購入を確定します。

購入は、パークチケット1枚につき1人分です。家族や友人と行くときは、アプリでグループを作っておくと、代表の方がまとめて手続きできます。

支払いをスムーズにするため、クレジットカード情報を事前にアプリへ登録しておくと安心だという声があります。混み合う時間に入力で手間取らないようにする工夫です。

続けて購入できる条件には、決まりがあります。次のとおりです。

  • アトラクション:購入から60分後、または利用開始時刻の、早いほうを過ぎると次を購入できます。
  • パレード/ショー:購入から60分後、または入場開始時刻の、早いほうを過ぎると次を購入できます。
  • 同じアトラクション:購入分を利用した後、または利用時間が終わった後に、再購入できます。
  • 同じパレード/ショーの別公演:購入分を利用した後、または入場時間が終わった後に、購入できます。
  • アトラクションとパレード/ショー:同時に持つことができます。

この決まりを知っておくと、1日の予定を組みやすくなります。たとえば、アトラクションを1つ購入した直後に、別のアトラクションを重ねて買うことはできません。

一方で、アトラクションとショーなら同時に持てるため、午前はアトラクション、夜はショーというように組み合わせられます。

利用する時間が近づくと、アプリにQRコードが表示されます。機械に読み取らせるか、キャストに見せて入場します。

スタンバイパスとは:待ち時間を短くするパスではない

スタンバイパスとは:待ち時間を短くするパスではない

スタンバイパスは、東京ディズニーリゾート・アプリから取得する無料のパスです。取得すると、指定された時間帯に対象施設の列へ並べます。

ここで大切なのは、待ち時間を短縮するサービスではないという点です。混雑しているときは、パスを持っていても待つことがあります。

また、抽選ではありません。アプリに表示されている時間帯の中から選んで取得できます。ただし、発行の状況によっては、すでに終了していることもあります。

名前に「パス」と付くため、プレミアアクセスと同じような時短のパスと誤解されがちです。役割が違うことを、ここでしっかり押さえておきましょう。

どんなときに必要?対象施設はショップやグリーティングが中心

現在のスタンバイパスは、ショップやカプセルトイ、キャラクターグリーティングなどが中心です。以前はアトラクションで使われた時期もありましたが、今はそうではありません。

新しいグッズが発売されるときなど、混雑が見込まれるショップで運用されることがあります。パスを取らないと入店できない場合もあります。

2026年10月1日時点で、公式サイトに掲載されていた対象施設は次のとおりです。

パーク 分類 施設
東京ディズニーランド ショップ ディズニー&カンパニー/ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム/フロンティア・ウッドクラフト
東京ディズニーランド カプセルトイ トレジャーコメット(通常のグッズ購入では不要)
東京ディズニーシー ショップ エンポーリオ/ファンタジースプリングス・ギフト(店舗の一部エリアのみ必要)/スリーピーホエール・ショップ/リメンブランツェ/アグラバーマーケットプレイス(名入れバッジを希望する場合のみ必要)
東京ディズニーシー カプセルトイ マーメイドトレジャー/タワー・オブ・テラー・メモラビリア(いずれも通常のグッズ購入では不要)
東京ディズニーシー キャラクターグリーティング ロストリバーデルタ(ミゲル)

この一覧は固定ではありません。対象施設は時期によって変わります。また、対象でもパスを実施しない日や時間帯があります。

公式サイトに載っていない施設で、当日急に実施されることもあります。最新の対象施設と発行状況は、来園当日のアプリで確認しましょう。

「カプセルトイは通常のグッズ購入では不要」のように、対象の中でもパスが必要な場面が限られる場合があります。自分が目的とする買い物や体験に必要かどうかを、アプリで確かめておくと安心です。

パスなしで利用できる時間帯もある

対象の施設であっても、いつもスタンバイパスが必要というわけではありません。当日の表示によって、扱いが変わります。

「パス不要」と案内されている時間帯は、そのまま列に並んで利用できます。一方、「スタンバイパスをお持ちの方のみ案内中」と表示されている時間帯は、パスがないと利用できません。

当日の表示 利用方法
パス不要と案内されている時間帯 そのまま並んで利用できる
スタンバイパス保持者のみ案内中 スタンバイパスが必要

この仕組みを知っていれば、「対象施設だからとりあえず取る」という無駄を減らせます。ほしい商品があって、パスが必要な時間帯に当たったときだけ取得すればよいわけです。

反対に、パスなしでは入れない時間帯に気づかずに並んでしまうと、時間を失うことになります。入口の案内表示とアプリの表示を、あわせて確認するとよいでしょう。

アプリでの取り方と使い方

スタンバイパスの取得には、次の3つが必要です。

  • 東京ディズニーリゾート・アプリ
  • MyDisney(マイディズニー)アカウント
  • 入園に使用したパークチケット

アプリのダウンロードとアカウント登録は、来園前に済ませておきましょう。スタンバイパスを取得できるのは、パークへ入園した後です。

取得の手順は、次のとおりです。

  1. 入園したらアプリを開き、「プラン」の中にある「スタンバイパス」を選びます。見当たらないときは、対象施設の詳細ページやマップから探してみてください。
  2. 取得する人のパークチケットを選びます。紙のチケットの場合は、二次元コードを読み取ってアプリに登録します。
  3. 利用したい施設を選びます。
  4. その時点で発行されている時間帯が表示されるので、予定と重ならないか確認して「取得」をタップします。
  5. 取得したパスは、アプリの「プラン」に表示されます。

希望の時間を自由に選べる予約サービスではありません。表示されている時間帯の中からだけ取得できます。

家族や友人と一緒の場合は、代表の方のアプリで全員分のチケットを選べば、まとめて取得できます。事前にグループを作っておくと、全員分のチケットを一度に選べて便利です。

使い方は簡単です。利用できる時間になると、アプリに二次元コードが表示されます。

  1. アプリの「プラン」で利用時間を確認します。
  2. 時間になったら対象施設へ向かいます。
  3. グループ全員分の二次元コード、またはパークチケットを読み取り機にかざします。
  4. 案内に沿って、対象の施設やエリアを利用します。

ショップでは、入店のときだけでなく、会計のときにもパスの確認やパークチケットの認証を行う場合があります。最後までアプリをすぐ出せる状態にしておくと、あわてずにすみます。

2つのパスの違いを比較表で整理

ここまでの内容を、ひとつの表にまとめます。迷ったときは、この表に戻って確認してみてください。

比べる点 プレミアアクセス スタンバイパス
料金 有料(1回1,000円〜3,500円) 無料
主な対象 一部のアトラクション、パレード、ショー ショップ、カプセルトイ、キャラクターグリーティングなど
役割 時間を指定して、体験・鑑賞する 指定された時間に、対象施設の列へ並ぶ
待ち時間 短い待ち時間で体験できる 短縮されない。混雑時は待つことがある
時間の選び方 表示された時間から自分で選ぶ 表示された時間帯のみ取得できる
手続き アプリ、またはパーク内の販売施設 アプリ(入園後)
必要なもの アプリ、パークチケットなど アプリ、MyDisneyアカウント、入園に使ったパークチケット
変更 購入後のキャンセル・変更はできない 時間の変更はできない(取り直しは可能だが、同じパスが残っているとは限らない)

この表で最も大切なのは「待ち時間」の行です。

また、2つのパスは目的が違うため、どちらかが優れているという関係ではありません。乗りたいものがあるならプレミアアクセス、買いたいものがあるならスタンバイパス、というように、目的で分けて考えましょう。

両方を同じ日に使うこともできます。たとえば、午前にアトラクションのプレミアアクセスを使い、午後にスタンバイパスでショップへ入る、といった組み立て方です。

POINT 待ち時間を短くしたいならプレミアアクセス、ショップなどの列に並ぶ権利ならスタンバイパス。目的で選べば迷いません。

どのパスを選ぶ?状況別の判断手順

どのパスを選ぶ?状況別の判断手順

パスの違いが分かっても、「自分の場合はどうすればいいのか」で迷うことは多いでしょう。ここでは、状況ごとに判断の手順を示します。

基本の考え方は、次のとおりです。まず、その日にいちばん大切にしたいことを決めます。次に、それが「体験・鑑賞」なのか「買い物」なのかを分けます。最後に、使える予算を考えます。

体験・鑑賞ならプレミアアクセス、買い物ならスタンバイパスが候補になります。この流れを、3つの状況に当てはめてみましょう。

絶対に乗りたい・観たいものがある場合

どうしても体験したいアトラクションや、見逃したくないパレード・ショーがあるなら、プレミアアクセスが有力な候補です。時間を指定できるので、その日の予定の軸にできます。

判断の手順は次のとおりです。

  1. 体験したい施設が、プレミアアクセスの対象かどうかを確認します。
  2. 料金を確認し、予算の範囲に収まるか考えます。
  3. 食事やショーなど、ほかの予定と重ならない時間を選びます。
  4. 入園後、早めにアプリで購入します。

人気の施設は、パスの発売が早く終わることがあります。本当に優先したい施設ほど、早めに動くのがおすすめです。

対象外の施設だった場合は、プレミアアクセスでは対応できません。そのときは、待ち時間をこまめに確認しながら、空いていそうなタイミングを狙う方法を考えましょう。

また、購入後の変更はできません。時間を決めるときは、移動にかかる時間も考えて、余裕を持たせることが大切です。

費用を抑えたい場合

費用を抑えたいときは、有料のプレミアアクセスをどこまで使うかを決めましょう。無料の時短パスは終了したため、待ち時間を短くする手段は有料になります。

家族全員が複数の施設で購入すると、負担が大きくなります。そこで、購入する対象を絞るという考え方が役立ちます。

  • いちばん優先したい施設だけに絞って購入する。
  • 料金が比較的抑えめの施設を選ぶ。
  • 購入しない施設は、待ち時間を見ながらスタンバイで並ぶ。

無料のスタンバイパスは、費用の面では安心です。ただし、待ち時間を短くする効果はないので、時短の目的には使えません。

予算の上限を、来園前に家族や友人と話し合っておくのも良い方法です。当日に迷う時間が減り、落ち着いて選べます。

ほしいグッズやカプセルトイがある場合

特定のグッズやカプセルトイが目当てなら、スタンバイパスが関係する可能性があります。新しいグッズの発売時期などは、対象のショップでパスが運用されることがあります。

手順は次のようになります。

  1. 来園前に、目当ての商品を扱うショップを確認します。
  2. 入園後、アプリでそのショップがスタンバイパスの対象か確かめます。
  3. 「パス不要」の時間帯なら、そのまま並びます。「保持者のみ案内中」なら、パスを取得します。
  4. 指定された時間になったら、二次元コードを持ってショップへ向かいます。

カプセルトイは、通常のグッズ購入では不要でも、遊ぶときに必要な場合があります。ここは施設によって扱いが違うので、アプリの表示を確認してください。

なお、パスを取ったからといって、ほしい商品が必ず買えるとは限りません。商品の在庫の状況は、パスとは別の話だと考えておきましょう。

利用時の注意点とよくある失敗

パスの仕組みが分かっていても、当日につまずきやすいポイントがあります。ここでは、よくある失敗とその避け方をまとめます。

どれも、事前に知っておけば防げるものばかりです。特に、時間の扱いと発行の終了は、旅行の計画に直接かかわります。

当日あわてないよう、この章の内容を頭に入れておいてください。

指定時間を過ぎると使えない・時間変更はできない

スタンバイパスは、記載された時間を過ぎると利用できません。時間の変更もできないため、別の時間にしたいときは、いったんキャンセルして取り直す必要があります。

ただし、キャンセルした後に、同じ施設のパスが残っているとは限りません。時間が合わなくなったときは、キャンセルの前に発行の状況を確認しておきましょう。

プレミアアクセスも同じように、購入後のキャンセルや変更はできません。時間を選ぶときは、次の点を確認してください。

  • 食事の予約や、ほかのパスの時間と重なっていないか。
  • 現在地から対象施設まで、移動にどのくらいかかるか。
  • 人数分のパークチケットを、まちがいなく選んでいるか。

失敗の多くは、「あとで変えられるだろう」という思い込みから起こります。変更できない前提で、慎重に選びましょう。

利用時間が近づくと、アプリに二次元コードが表示されます。通知をオンにしておくと、時間を見逃しにくくなります。

発行・販売は早く終わることがある

プレミアアクセスもスタンバイパスも、1日に出せる枚数には限りがあります。時間がたつと、発行や販売が終了することがあります。

状況によっては、終日発行しない日もあります。「夕方に取ればいい」と考えていると、すでに終わっていたという失敗につながります。

特に混雑する日や、人気の施設では、早い時間に終了しやすいと言われています。優先したい施設があるなら、入園したらすぐにアプリを開く習慣をつけましょう。

一方で、スタンバイパスは、発行が終わった後に追加される場合もあります。あきらめずに、アプリをこまめに確認するのもひとつの方法です。

当日の状況は変わるため、アプリの表示を最優先にしてください。ネットで見た過去の発売終了時間は、あくまで目安と考えましょう。

事前に済ませておきたい準備(アプリ・アカウント・チケット)

当日にあわてないための準備を、チェックリストにしました。来園の前日までに確認しておくと安心です。

  • 東京ディズニーリゾート・アプリをダウンロードしている。
  • MyDisneyアカウントを登録している。
  • パークチケットをアプリに登録している(紙のチケットは二次元コードを読み取る)。
  • 一緒に行く人とのグループを作っている。
  • プレミアアクセスを買う場合に備えて、支払いの準備をしている。
  • 優先したい施設と、予算の上限を決めている。
  • 通知の設定を確認している。

アプリは、パスの取得や待ち時間の確認などで、何度も使います。スマートフォンの電池が切れると操作ができなくなるため、電池の残量にも気を配りましょう。

また、アプリの画面は更新によって変わることがあります。表示が本記事と違っていても、あわてずに、アプリ内の案内に従ってください。

対象施設や料金、実施の状況は、予告なく変わる場合があります。最後は必ず公式サイトとアプリで、最新の情報を確認してから出かけましょう。

POINT アプリ・アカウント・チケットの準備は来園前に済ませ、当日は入園したらすぐに状況を確認しましょう。時間の変更ができないことも忘れずに。

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