ガジュマルの木の育て方(室内)!剪定・挿し木・ハイドロカルチャーも
ガジュマルの木の育て方(室内)!剪定・挿し木・ハイドロカルチャーも
根や樹皮や葉全てに喉の腫れや痛みなどに効く効果があるガジュマルの木。
可愛らしいですね!
沖縄では幸せを招く木として古くから育てられてきました。
風水でも気持ちを落ち着かせたりする効果があると言われているそうですよ。
今では多くの人がインテリアとして室内で育てている人気の木です。
そこで今回は、ガジュマルの木の室内での育て方を紹介します。剪定方法、挿し木、ハイドロカルチャーなどについて詳しく説明します。
- ガジュマルの木の育て方:剪定
- ガジュマルの木の室内での育て方:挿し木
- ガジュマルの木の室内での育て方:ハイドロカルチャー
- ガジュマルの木の室内での育て方(室内)まとめ
ガジュマルの木の室内での育て方:剪定
ガジュマルは自然に育てると20m前後まで成長してしまいます(*_*)
だから室内で育てるとなると剪定は必須になります。
ガジュマルはもと元は熱い地域で育つ植物ですので夏の暑い時期に最も枝をたくさん伸ばして成長します。
剪定をするなら7月の成長期前、大体5月か6月頃がオススメです。
では剪定の方法を紹介します。
こちらの動画は、分かりやすくガジュマルの木の剪定方法を紹介しています。
ガジュマルの木は7日程度ですぐに新しい葉が伸びてきます。
それくらい成長スピードが早いので思い切って一回り小さく剪定してください。
特に真上に伸びた葉の先端はきちんと切りましょう。
もし枯れてきている場合は、こんな感じで全ての枝を切って丸坊主にするやり方もあります。
丸坊主にすると栄養が行き届きやすくなって枯れていてもまた復活することができます。
剪定後にガジュマルの切り口から樹液が出ます。かぶれる人もいるので気をつけましょう。
また切り口から害虫が入らないように癒合剤などを塗ると良いですよ。
園芸店などに売っています。
ガジュマルの木の室内での育て方:挿し木
剪定をした時に切った枝を挿し木にするとガジュマルの木を増やすことができますよ。
では、ガジュマルの木の挿し木の方法を紹介します。
1.切った枝の中で元気な枝を選びます。
2. 枝の下側を斜めに切って下葉を落とします。
この時に出た樹液は洗い流してくださいね。
切り口はこんな感じです。
3.鉢に赤玉土を入れます。
あとは挿し木をさすだけで完成です。
赤玉土は保湿や通気性が良い土です。
ホームセンターや園芸店に売っています。
赤玉土が無い場合は、バーミキュライトをきれいな土に少量混ぜて使用しても良いでしょう。
バーミキュライトは無菌なので害虫から木を守ってくれますし、断熱や保湿をする役割もあるので植物が育ちやすくなります。
また、軽いので持ち運びなどにも便利です。
挿し木は土が乾かないようにたっぷり水をあげて半日は日陰に置くようにしましょう。
ガジュマルの木の室内での育て方:ハイドロカルチャー
ハイドロカルチャーとは「土を使わないで、水で育てる栽培方法」のことをいいます。
ガジュマルの木のハイドロカルチャーで一般的なのは、土の代わりにハイドロという粘土状の土を高温で焼いた軽石を使った育て方です。
室内でガジュマルの木を育てたい人はハイドロカルチャーをすると土を使用しないので部屋がきれいなまま維持できるし、水をこまめにあげる必要もないので比較的楽チンです。
またハイドロボールには色々な色があってインテリアとして最適ですよね。
やり方は非常に簡単です。
次のの動画では、準備するものから丁寧に紹介されています。ガジュマルも登場していますよ^^
1. 根についた土を水できれいに洗い流します。
2. 容器にハイドロボール、根腐れ防止剤、ハイドロボールの順に入れていきます。
3. ガジュマルの木を容器に入れ、隙間があかないように指で固定してあげましょう。
4. 水を容器の5分の1くらいいれて完成です。
月に2回ほど薄めた肥料液を与えてくださいね。
原液であげると濃いので土の時よりも10倍程度薄めてください。
また植え替えから1週間前後は日陰で育てましょう。
1週間後に少しずつ日光に当てていってあげると葉焼けをおこさずに育ってくれます。
ガジュマルの木の育て方(室内)まとめ
ガジュマルの木を春に植えると夏から秋の間に勢い良く育っていきます。
春から秋にかけては日当たりの良い場所で育てていきましょう。
ただし、真夏はあまりにも直射日光が強く当たる場所に置くとかって枯れてしまう可能性があります。
真夏は直射日光ではなくて、適度に陽が当たる明るい場所で育てましょう。
この時期は土の表面が乾いてきたら水をあげたり、霧吹きで葉に水をかけることも大事です。
ガジュマルの木は乾燥が苦手で湿り気が大好きです。
乾燥してくると葉が枯れてきてしまうので注意しましょう。
春~秋は2ヶ月に1回のペースで肥料を与えるのも忘れないでくださいね。
気温が段々低くなって冬へ近づいてくると水やりの回数を減らしてある程度乾燥気味に育てましょう。
これはガジュマルの木が寒くなると成長が弱くなり水を吸う力が低下するからです。特に冬は夏と違って水を吸い上げることがなかなかできなくなります。
夏と同じようなペースで水をあげると根が腐ってしまうので、水の量を減らしてみてください。
冬はできれば霧吹きなどで葉を湿らせる方に力を注いでください。ガジュマルは根より葉から水を得る力が強いのでお勧めですよ。
ガジュマルの木は耐寒温度が6度前後ですので、冬は5度以上の場所に置いてください。5度より低い場所で育てると葉が落ちてしまいます。
もし葉が落ちてきたら気温が5度以上の場所に置いて霧吹きで吹いて湿度を保ちましょう。
そうすると春にはまた新しい芽が出てくる可能性があります。
以上、今回は
- ガジュマルの木の育て方:剪定
- ガジュマルの木の室内での育て方:挿し木
- ガジュマルの木の室内での育て方:ハイドロカルチャー
- ガジュマルの木の室内での育て方(室内)まとめ
について紹介しました。
ガジュマルの木は室内で育てることも十分可能です。
夏によく伸びるので水を欠かさずに与えるようにしましょう。
日光が大好きなので日光に当てることも忘れないでくださいね。※強い直射日光に当てすぎは注意です。
最後までお読み頂いてありがとうございました。
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