蜂に刺されたら?薬・応急処置・治療方法は?腫れの症状も

蜂に刺されたら?薬・応急処置・治療方法は?腫れの症状も!

自分ではどんなに気をつけていても防ぎきれないものと言えば…私は蜂と真っ先に答えることでしょう。

あれは忘れもしない私が小学校の頃のこと。

近所の友だちと公園へ遊びに行き、遊び始めて数分で友達が蜂に刺されたという事件がありました。

勿論遊びは中止、友達はすぐに病院へ行きました。

あの腫れた手と友達の叫び声を今でも忘れられません(>_<) どこに蜂がいるのかも分からないから怖いですよねー。 そこで今回は、もし蜂に刺されたらどうすれば良いのかについて調べてみました。

  • 蜂に刺されたら薬を処置?
  • 蜂に刺された時の応急処置方法
  • 蜂に刺された時の治療方法は?
  • 蜂刺された時の腫れの症状は?






蜂に刺されたら薬を処置?

蜂に刺されてしまったら薬を塗って処置するという人も多いことでしょう。

でも蜂に刺された時にどんな薬を使用したら良いのかよく分かりませんよね。

蜂刺されの薬の成分は「抗ヒスタミン」か「ステロイド」が良いと言われています。

抗ヒスタミンは痒みの原因を抑えてくれて、ステロイドは痒みだけでなく皮膚の炎症を抑えてくれます。

抗ヒスタミンやステロイドが入っている薬を幾つか紹介しますので参考にしてください。

抗ヒスタミンはほとんどの虫刺されの薬に入っています。

例えば、ムヒアルファEXはジフェンヒドラミン塩酸塩(抗ヒスタミン剤)が入っています。
蜂に刺されたら薬で応急処置 ムヒアルファEX
 

液体ムヒなどにも入っています。
蜂に刺されたら薬で応急処置 液体ムヒ
 

ドラッグストアやスーパー、インターネットなどでどこでも購入可能です。

ステロイドが入っているリンデロンも使われています。
蜂に刺されたら薬で応急処置 リンデロン

痒みや炎症に即効性のある薬ですが、ステロイドは強めです。

ステロイドは長期間使用していると免疫力を下げてしまい、細菌に感染しやすい状態になりやすいと言われています。

2週間程度の使用なら問題ないようですが、2週間以上使用する場合は病院を受診して相談することをおすすめします。

リンデロンは薬剤師からも購入可能ですし、またインターネット通販等でも購入することができます。

1本持っておくと蜂に万が一刺された時にも使用できて便利ですね。

蜂に刺された時の応急処置方法

先ほど蜂に刺された場合に処置する薬は何が良いか紹介しましたが、正しい応急処置の方法をすることによって治りが早くなります。

蜂に刺された時の応急処置の方法を4つ紹介します。

まず1つ目は応急処置とは少し異なるかもしれませんが、蜂に刺された直後は姿勢を低くしてすぐにその場から離れることです。

蜂に刺されたということは、近くに蜂の巣があるかもしれません。

刺した蜂がアシナガバチやスズメバチの場合、何度も襲ってくる可能性が高いです。そして、蜂の針はただ刺すだけでなく警報を出して仲間を呼ぶ働きもします。

大きな声で叫んで逃げると余計に蜂が興奮するので、静かに50m前後離れるようにしましょう。
 

2つ目は傷口を洗って毒を絞り出すことです。

これはとっても重要です。

蜂に刺されたところから離れて安全が確認できたら流水で毒を洗ってください。
蜂に刺されたら水で洗い流して応急処置

水で洗い流すことで蜂に刺された部分が冷えて、痛みや腫れが落ち着きます。そして、蜂の毒を薄めてくれます。

この行動は蜂に刺されてから数分で行うことが良いといわれています。

刺した蜂がミツバチの場合は針が傷口に刺さったままの可能性があります。

こんな感じで残っているかもしれません。
蜂に刺された時の応急処置 ミツバチの針が指に残ったまま

針をそのままにしていると毒が体内にどんどん入っていってしまいますので、毛抜きがある場合は、毛抜きで抜いて、無い場合は手で頑張って取り去ってください。

針を抜いたら傷口をつまんで圧迫し、毒を絞り出します。

ここで注意したいのは毒を口で吸い出すことはやめるということ。

口で吸いだすと虫歯などからさらに毒が入り込む可能性があります。
 

そして3つ目は傷口に虫刺されに良い薬を塗ることです。

先程紹介した薬などですね。
 

最後、4つ目は傷口を濡れたタオルで冷やしましょう。

これで応急処置は終わりです。

蜂に刺された時の治療方法は?

蜂に刺されたら自己判断をせず、応急処置を済ませたら病院へ行くことをおすすめします。

特に、アシナガバチやスズメバチなどのように大きな蜂に刺された場合は放っておかないようにしてください。

病院では適切な治療方法を行ってくれます。

まずは病院に行く場合ですが、大人なら皮膚科、子供なら小児科を受診します。

ただし全身が腫れてしまったり、呼吸器障害に陥ってしまった場合は、アナフィラキシーショックの可能性が高いのでアレルギー内科を受診すると良いでしょう。

アナフィラキシーショックとは毒を持つ蜂へのアレルギーで、刺されることでじんましんや呼吸困難などのショック状態に陥ることをいいます。

アナフィラキシーショックに陥ると命の危険もあります。

早めに病院を受診しましょう。

病院では飲み薬や塗り薬の処方、点滴や注射などの治療を行ってくれます。

蜂刺された時の腫れの症状は?

蜂に刺された時の症状を蜂の種類別に紹介します。

まずはミツバチです。
蜂刺された時の腫れの症状 ミツバチに刺された瞬間
 

ミツバチは刺された時に痛いなと思いますが、その後すぐに落ち着きます。

しかも少し赤く腫れる程度で気にならないくらいです。

中には刺されて全然痛くなかったという人もいますね。

ただし毒針が刺さったままなのでしっかり抜くようにしましょう。

次はアシナガバチです。
蜂刺された時の腫れの症状 アシナガバチ
 

見てください!同じ人の手で左側がアシナガバチに刺された時の腫れ症状です。
蜂刺された時の腫れの症状 アシナガバチに刺されて手が腫れている

腫れがすごいですね…恐ろしい。

アシナガバチは刺されるととっても痛いです。

しかも赤く大きく腫れます。

重症になった場合、発熱、嘔吐、じんましんが出る場合があります。

そしてスズメバチです。
蜂刺された時の腫れの症状 スズメバチ

スズメバチに刺された時の腫れの症状です。
蜂刺された時の腫れの症状 スズメバチに刺された症状

スズメバチに刺されると痛いというよりも激痛です。

しかも刺された場所だけでなく広い範囲が赤く腫れてしまいます。

重症の場合は嘔吐、発熱、呼吸困難などに陥ってしまいます。
 
 

以上、今回は

  • 蜂に刺されたら薬を処置?
  • 蜂に刺された時の応急処置方法
  • 蜂に刺された時の治療方法は?
  • 蜂刺された時の腫れの症状は?

について紹介しました。

改めて蜂に刺されるのは怖いですね。

蜂に刺されたら応急処置をしっかりして必ず病院を受診するようにしましょう。




最後までお読み頂いてありがとうございました。

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