万年筆おすすめブランド人気ランキング2017!初心者用メーカーは?

万年筆おすすめブランド人気ランキング2017!初心者用メーカーは?

なかなか普段使い機会がないですが、万年筆ってカッコイイですよね^^

大切な人へのプレゼントや自分へのご褒美で万年筆を購入することもあると思います。

今回はそんな時の参考に、万年筆のおすすめブランド人気ランキング2017を紹介します。

また、最後に初心者におすすめのメーカーも紹介していますので、参考にしてください。

人気ランキングの順位付けは、インターネットを使った検索数の順位で決めています。

「万年筆 (ブランド名)」と「(ブランド名) 万年筆」でどれだけ検索されているかどうかです。

ちなみに「万年筆」の検索件数は以下のような推移になっています。
万年筆の検索数の年間推移2017

 






万年筆おすすめブランド人気ランキング2017!

ではさっそく、万年筆おすすめブランド人気ランキング2017の第1位から第10位までを紹介します。

第1位:パイロット (検索数 11,200件)

パイロットは日本の国内でとっても有名ですよね。

パイロットというとボールペンというイメージが強いですが、万年筆のブランドとしても人気です。

多くの万年筆のペンの先に使用されるのはイリジウムという金属ですが、パイロットはイリジウムではなくイリドスミンという合金を使用しています。

このイリドスミンはイリジウムより硬く、摩擦や消耗に強く長い間壊れずに滑らかに書くことができるという特徴があります。

また、品質が安定していることや、種類が多いということもパイロットの万年筆の特徴です。
 

パイロットのおすすめ万年筆

グランセ万年筆
パイロット グランセ万年筆
価格は大体7,000円~25,000円前後です。

グランセはカラーが豊富なのでフォーマルやカジュアル、どの時にでも合わせやすいです。

自分の好きな色が必ず見つかることでしょう。

シンプルなのにおしゃれで細身なので、どんな人でも使用しやすく持ち運びやすいのも特徴です。
 

エラボー万年筆
パイロット エラボー万年筆
価格は2,500円~18,000円前後です。

エラボーは日本の文字の「止め」「はね」「はらい」をキレイに表現できるようにペン先を柔らかくしています。

文字を万年筆でキレイに書けたら嬉しいですよね。

筆先が硬い万年筆で書くと、はねたりはらったりすると文字がぶさぶさになってしまうのですが、エラボーはペン先が柔らかいので書きやすくおすすめです。

万年筆が初めてと言う人にも使いやすくてぴったりですね。
 

第2位:プラチナ (検索数 8,580件)

プラチナも長年、万年筆の定番ブランドとして愛されています。

インクの出の精度が良く、線がぼやけにくく、文字の「止め」「はね」「はらい」をキレイに表現ができます。

細い字をキレイに書きたいという人におすすめのブランドです。

ただ、細字なので万年筆というよりも鉛筆で文字を書いている方に近いので好き嫌いが別れるブランドでもあります。

価格がリーズナブルで誰でも購入しやすいことも特徴の一つです。

プラチナのおすすめ万年筆

プレジール万年筆
プラチナ プレジール万年筆
価格は1,050円です。

通常の万年筆だと放置するとインクが固まってしまい使用できなくなるのですが、プレジールは1年放っておいてもインクが固まらずにすぐ使えます。

擦り傷ができないようにパール加工もしているので良い状態で長く使うことができますね。
 

プレジデント万年筆
プラチナ プレジデント万年筆
価格は15,000円~20,000円前後です。

プレジデントはペン先が超極細です。

針のような細さでカリカリ書く書き心地も癖になることでしょう。

ペン先がしなることがないので普段文字を書く時に筆圧が強い人にもおすすめですね。

第3位:モンブラン (検索数 7,900件)

モンブランはドイツの高級筆記用具ブランドで、世界中から愛されているブランドです。

品質だけでなくそのモンブランというブランド力だけで購入する人もいるくらいです。

はっきり言って、値段は他の万年筆と比べると高いです。

しかし、値段が高いだけあって見た目からして高級感があること、とにかく書きやすいこと、修理や交換などのアフターサービスがしっかりしているという特徴があります。

モンブランのおすすめ万年筆

マイスターシュテュック149万年筆
モンブラン マイスターシュテュック149万年筆
価格は50,000円以上です。

マイスターシュテュック149万年筆は天然素材を使用していて高級感があり、持った時にずしっと重厚感があります。

こちらはモンブランの定番商品となっています。

机の上にあると抜群の存在感を放ちます。

このマイスターシュテックは世界の大事な調印式にも用いられたことがあるそうです。
 

ボエム万年筆
モンブラン ボエム万年筆
価格は65,000円からです。

ボエム万年筆は持ち運びが便利なように全体的に短めになっています。

クリップの部分にジュエリーやカラーストーンがついていて女性でも可愛らしく持つことができますね。

こちらは面白い作りになっていてペンを回してペン先を出し入れします。

モンブラン独自のステキな発想になっていて面白いですよね。

第4位:ペリカン (検索数 7,600件)

ペリカンはスイスの老舗ブランドです。

リーズナブルな物から高価な物まで種類が豊富なので、子供から大人まで幅広い世代に使用されています。

ペリカンの万年筆は実用性が高いのが大きな特徴です。

万年筆のインクの補充は吸入式になっていて、インクカートリッジと比べると3倍もの量を入れることができます。

ペリカンのおすすめ万年筆

スーベレーンM800
ペリカン スーベレーンM800
価格は25,000円~50,000円前後です。

ペリカンといえばスーベレーンと言っても良いほどの人気の万年筆です。

ドイツの万年筆専門誌でペンオブザイヤーを獲得したこともあります。

重さも長さもデザインも全てにおいてバランスの良いのが人気の理由です。

確かに色合いも可愛いですよね!私も欲しいです^^
 

ペリカーノ
ペリカン ペリカーノ
価格は1,700円前後です。

ペリカーノ実は私も使用していました。まず安いです。

そして、かなり字が書きやすいです。

ドイツでは教育現場で使用されているんですって。使ってみると書きやすいし軽いのでよくわかります。

これなら子供も使用できますよ。

第5位:パーカー (検索数 5,280件)

パーカーは「世界で一番愛されているペン(The Most Wanted Pen)」という称号を得ています。

価格もリーズナブルなのに壊れることなく信頼性の高い万年筆です。

細身に作られているので女性も持ちやすいのが特徴的です。

そして、ペン先が柔らかくなっているので字も書きやすいです。

手帳などの狭いスペースにも書き込みやすくなっています。

パーカーのおすすめ万年筆

ソネット
パーカーの万年筆 ソネット
価格は13,000円~30,000円前後です。

個人的にパーカーのこのペンの模様が好きです。
パーカーの万年筆 ソネット 2

ソネットはデザインもおしゃれで人気がありますが、何よりペンの先が柔らかいので漢字等複雑な字もスラスラ書くことができますよ。
 

デュオフォールド
パーカーの万年筆 デュオフォールド
価格は30,000円~100,000円前後です。

1912年に誕生してから今なお人気が続いています。

デザインも変わっていておしゃれだし見た目だけでなく耐久性があって壊れにくいですよ。

第6位:ラミー (検索数 3,220件)

ラミーはドイツの老舗万年筆のブランドで、創業した人はパーカーの営業担当の方だったそうです。

ラミーは外部のデザイナーの人と協力して万年筆を作っていて、部品と組み立ては全て自社で行っています。

ラミーのすごい所は加工技術の高いところです。

万年筆のつなぎ目が全く分からず、遠くから見るとボールペンのようです。

機能性抜群なので初心者にもおすすめですよ。

ラミーのおすすめ万年筆

サファリ
ラミーの万年筆 サファリ
価格は3,000円前後です。

サファリはペンを持つ部分が三角になっていて、ここに指を添えると自然と鉛筆の正しい持ち方ができちゃうんです。

大人になっても鉛筆を正しく持てないという人にはとてもおすすめです。

こんな感じで正しい持ち方ができちゃいますよ。
ラミーの万年筆 サファリ 2

本体はプラスチックで軽く書いていて手首が疲れることもありません。
 

アルスター
ラミーの万年筆 アルスター
価格は4,000円前後です。

サファリはプラスチックですが、アルスターはアルミで作っています。

色も豊富で書いているとガシガシと音がします。

いかにも「書いている」気分が味わえちゃいますよ。

第7位:中屋 (検索数 2,470件)

中屋はプラチナ万年筆の製造工場に40年間勤務してきた職人さん達が立ち上げたブランドです。

プラチナ万年筆の小会社として現在も幅広い人達に愛されています。

中屋の素晴らしい所はクリップや同軸、ペン先全てがオーダーメイドで作ってもらえることです。

他のブランドと比べると高価ですが、職人の技術はとても素晴らしく修理も無料ですることができるしサポート体制が万端です。

中屋の万年筆は完全オーダーメイドなので世界に1本だけしかない自分だけの万年筆を作ることができます。
中屋の万年筆

価格は最低でも60,000円からで高い物は30万円と幅広いです。

色々組み合わせてオリジナル商品を作ってもらいましょう。

第8位:ウォーターマン (検索数 1,320件)

世界で一番初めに万年筆を作り上げたブランドです。

元はアメリカで誕生したブランドですが、現在はアメリカではなくフランスに移転しています。

ペン先が硬めで軸が他に比べたら重いですね。

ペン先が硬いので力を入れても潰れることがなく初心者の人にも向いています。

ウォーターマンのおすすめ万年筆

エキスパート
ウォーターマンの万年筆 エキスパート
価格は15,000円前後です。

ウォーターマンの定番人気モデルでボディが丸く長時間書いていても疲れない設計になっています。

すごくデザインがシンプルなのですが、使いやすいのでたくさんの人に愛用されていますよ。
 

チャールストン
ウォーターマンの万年筆 チャールストン
価格は20,000円前後です。

ウォーターマンの万年筆の中では最もペン先が柔らかいので万年筆を初めて使用する人にはちょっと難しいかもしれません。

高級感があり、ペン先が硬い物が嫌だという人にはおすすめです。

第9位:デルタ (検索数 860件)

デルタはイタリアの高級筆記用具のブランドです。

独自の素晴らしい技術と伝統的な職人によって行われる仕事が高い評価を得ています。

実際に1994年先進国首脳会議の調印式にはデルタの万年筆が使用されました。

またアカデミー賞を受賞した人へのプレゼントにデルタが選ばれたりしています。

選びぬかれた金や銀、特殊レジン等を使用した万年筆は見た目もかなりステキな商品となっていて万年筆をコレクターしている人も注目していますよ。

デルタのおすすめ万年筆

ドルチェビータ
デルタの万年筆 ドルチェビータ
価格は35,000円~60,000円前後です。

太陽を浴びて輝くオレンジをモチーフにして作られた万年筆で色が非常に鮮やかですね。

クリップは洋服等のポケットに挟んでも布地を傷めないようなつくりになっていますよ。

ペン先はやや太めですがさらさらと書けちゃいますよ。
 

ビンテージコレクション
デルタの万年筆 ビンテージコレクション
価格は17,280円です。

色鮮やかなレジンを使用している万年筆はやや小さめなので女性でも持ちやすいですね。

見ての通りとってもキレイな色ですよね。

ペン先も芯はしっかりしているのに書きやすくなめらかで、鉛筆のようです。

第10位:プレジール (検索数 860件)

プラチナブランドから出ている万年筆、プレジールは価格がなんと1,000円!

値段もリーズナブルなだけでなく、インクの出が非常に良くてスラスラと書くことができちゃいます。

実用的でインクを差し込んだまま放置しても固まることはありません。

どちらかというと仕事用、初心者の人に向いている書き心地ですね。

人によってはボールペンで書いているように感じるそうです。
プレジールの万年筆

色も色々あるのでお好きな物を選ぶと良いですね。

万年筆の初心者用におすすめのメーカーは?

私が初めて万年筆を使用したのは高校生の頃です。

叔母からもらって書いたのですが、その使いにくいこと。

字はぶさぶさになるし全く書けなかった記憶が鮮明に残っています。

こんな風にならないためにも万年筆を選ぶポイントがあるので紹介します。

1. 国産のモノを選ぶ

海外ブランドは英語の画数が少ない物を書けるように作られていることが多いです。

国産は初めから漢字等の画数が多いものを書けるように工夫されています。

2. ペン先が細いモノを選ぶ

初心者の人はなるべくF(細字)やEF(極細字)のものを選びましょう。

太いものだと字がにじむ可能性があります。

3. 軸が細いモノを選ぶ

長時間使用する場合は軸が太い物を選ぶと良いのですが、最初はまずメモ程度に書くくらいだと思います。

軸が太いとペンケースにはまらない可能性も出てきますし持ちやすい軸が細い物から慣らしていきましょう。

では以上をふまえて、おすすめのメーカーを3つ紹介します。

万年筆の初心者用におすすめのメーカー:プラチナ

おすすめのまず1つ目はプラチナです。

プラチナは国産メーカーで日本の文字が美しくキレイに書けるように作られています。

書き心地は鉛筆のようですね。

ランキング内でも紹介したように、プレジデントなんかがおすすめです。

1,000円で購入できるのでお試し程度に使用してみてください。

万年筆の初心者用におすすめのメーカー:セーラー

2つ目はセーラーです。

セーラーも国産のブランドで、日本国内で全ての製造を行うことにこだわっています。

中でもプロカラー四季彩は5,000円程度で購入できるし初心者でも書きやすい作りになっています。
セーラーの万年筆 プロカラー四季彩

万年筆の初心者用におすすめのメーカー:ペリカン

3つ目はペリカンです。

国産がおすすめと言っているのに、スイスブランドです(笑)

ペリカンは手に馴染みやすいボディと滑り止め用のグリップが付いているので書きやすい仕様になっています。

特にシンクは、軸が三角形になっていて正しい鉛筆の持ち方ができるだけでなく長い時間字を書いても疲れにくいようになっています。
ペリカンの万年筆 シンク
 
 

以上、万年筆おすすめブランド人気ランキング2017初心者用におすすめの万年筆メーカーを紹介しました。

もう一度、ランキングを紹介しておきますね。

 
万年筆はブランドもたくさんあるし、種類もいっぱいあるし、価格も幅広いしで迷っちゃいますよね。

あなたにあったステキな万年筆を見つけてください☆参考になれば嬉しいです(^^)




最後までお読み頂いてありがとうございました。

もし記事が参考になりましたら、下のSNSボタンをポチッとして頂けると嬉しいですm(_ _)m

コメントを残す