子供の浴衣の着付け方女の子編!作り帯・兵児帯(へこおび)・おはしょり
子供の浴衣の着付け方女の子編!作り帯・兵児帯(へこおび)・おはしょり
夏になると、お祭りや保育園、幼稚園行事なんかでも浴衣を着ている人をよく見かけますよね。
お母さんとお揃いで浴衣を着ている女の子を見るととっても可愛いです♪
ただ、子供の浴衣の着付けって難しいと思いませんか?
自分の子供に浴衣を着せたいけど着せ方が分からなくて悩んでいる・・・大丈夫です!
今回は女の子の浴衣の着付け方に関して紹介します。
- 子供の浴衣の着付け方女の子編:作り帯のつけ方
- 子供の浴衣の着付け方女の子編:兵児帯(へこおび)の結び方
- 子供の浴衣の着付け方女の子編:おはしょりの縫い方
子供の浴衣の着付け方女の子編:作り帯のつけ方
では、作り帯の付け方を紹介します。
作り帯は、帯の結ぶ部分が元からできているので、あとは帯を回して締めるだけで完成します。
初心者の人にもとっても簡単につけることができますよ。
こちらの動画は非常にわかりやすく作り帯の巻き方やつけ方を説明していますので見てください。
では、作り帯のつけ方を説明しますね。
※締め方がゆるいと帯がぶかぶかになってかっこ悪いので注意が必要ですね。
②2周くらい帯を巻いて帯を巻き終わります。
③元からできている結び帯に金具がついているので着物と帯の間にしっかりと差し込んでください。
④前で結んだ白い紐が見えないように結んだら帯の中にしまって隠すことを忘れずに行いましょう。
今はリボンがすでにできていて帯を巻いて、リボンを差し込んだら完成!という形の物が多いです。
これなら誰でもできるので試してみてください。
子供の浴衣の着付け方女の子編:兵児帯(へこおび)の結び方
次は兵児帯の結び方です。
兵児帯とは元々は男物の帯の一種でふわふわした柔らかい材質でできています。
帯が柔らかいため結びやすいという特徴があります。
そのため現在では男の人だけでなく、子供の浴衣にもよく利用されています。
説明だけではわかりづらいと思うのでまずは兵児帯の結び方の動画も見てみてください。
②手先を上にして帯を1回巻きましょう。
③手先を巻いた帯の上で結びます。
④たれでリボンの形を作って、そのうえに手先をかぶせてください。
⑤ちょうちょ結びをして形を整えてください。(2~5は要はちょうちょ結びをしましょうってことです。)
⑥ちょうちょ結びをして帯が長くだらりと垂れ下がってしまった場合はタレ先を結び目の下から通してください。
⑦かぶせるような形になって完成です。
子供のお腹部分に帯を巻きますが、帯は大人の場合は帯板を使用しますが、子供にとっては固すぎて窮屈に感じてしまうかもしれません。
帯板は見えないので厚紙を使用しても大丈夫です。
厚紙だと帯板のように固すぎないし、お腹に上手くフィットしてくれるのでお勧めです。
子供の浴衣の着付け方女の子編:おはしょりの縫い方
次はおはしょりの縫い方を紹介します。
おはしょりとは、着丈のあまり部分を腰の所で折り返す部分のことです。
帯下の部分ですね。
子供の着物や浴衣は成長するに連れて合わせて着られるように作られています。
このおはしょりの部分は元から縫い付けて販売している浴衣も多く、自分の子供の身長に合わせて長くしたり短くしたりして調節します。
そうすることで次の年も買い替えなくても、おはしょりを調節し直すだけで同じ浴衣が着れるというわけです。
子供に浴衣を着せて長い部分を折っておはしょりを作ります。
安全ピンで仮止めをしますが、この時に背中の中心線をしっかりと合わせることがポイントですね。
どんな縫い方でもそこまで気にしなくて大丈夫です。
並縫いで構いませんが、表の縫い目は見えないように細かい目にしましょう。
裏は大きくざっくりでも見えないので大丈夫です。
以上、今回は
- 子供の浴衣の着付け方女の子編:作り帯のつけ方
- 子供の浴衣の着付け方女の子編:兵児帯(へこおび)の結び方
- 子供の浴衣の着付け方女の子編:おはしょりの縫い方
について紹介しました。
今の浴衣ってすっごく便利でほとんどがほぼ完成している形で販売しています。これなら簡単に着せることができますよ。
浴衣を着て子どもと一緒にお出かけなんてとってもステキですね♪
最後までお読み頂いてありがとうございました。
もし記事が参考になりましたら、下のSNSボタンをポチッとして頂けると嬉しいですm(_ _)m